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ご無沙汰してしまいました & TV番組『あの戦争は何だったのか』について、等々   

IMGP6923

いろいろとワケあり?でしばらくネットから距離を置いた生活をしており、 今月にコメントいただいた方への返信が滞ってしまい申し訳ありません。

moonさん、乃木さん、tonoさん、くわっぱ上等兵さん、遅ればせながらいただいたコメントに返信させていただきましたので・・・。


また、非公開コメントで私の勘違いを指摘してくださった○○○○○○さん、ご親切にありがとうございました。

指摘していただいたのは、11月16日のエントリー「田母神論文の歴史認識とその背景として思うこと」で、私が田母神氏の年齢を勘違いしていたことです。私の単純ミスであり、まったくお恥ずかしい限りです(大汗)


------
話は変わりますが、先日TBSテレビ系列で『あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機』という番組をやっていましたね。
当時の映像や東条英機、近衛文麿のご子息のインタビューなどには興味があって少しだけ見ましたが、あとは見ませんでした。

番組公式サイトでは、「この番組のみどころといえば、なんと言っても「会議シーン」」とありますが、そもそも開戦決定に至るまでの紆余曲折を数時間のドラマで再現しようとすることに大きな無理があると思いますし、いろいろな歴史の本を読んでみても、当事者の誰もが葛藤を抱えていたようですから、「誰々はこの会議でこう主張した」程度の話では到底済みませんから・・・。

ドラマ部分もチラ見しましたけど、演技した俳優の方には申し訳ないですが、まったくリアリティを感じませんでしたね。

それに、この番組、だいぶ前から宣伝していましたけど、保坂正康氏の監修とわかった時点で、これは期待できないなぁと思ってしまいました。
というのも、私の保坂正康氏への評価は辛いからです(苦笑)。特に歴史研究者の本を読むようになってからは、保坂氏のようなノンフィクション作家の描く「歴史」が(失礼ですが)安っぽく見えるようになってしまったから・・・。

保坂氏の場合、描こうと思った史実について、おそらく自分なりの推論を建て、そしてその材料集め(取材)をして描いていくという手法なのではないかと勝手に想像しているのですが、もしこれが当たっているとすると、その作品には作者の確証バイアスがてきめんに反映してしまうと思います。

推論は必要ですが、推論の証拠集めと同レベルで重要なのが反証例への検証でしょうから、それを行わずに結論に飛びつくことはきちんとした研究者なら行わないと思います。まともな歴史研究者の著作なら、結論を急がずに留保すべきは留保し、各種の証拠から確定できる史実なのか、それとも筆者の推論なのかは誰にでも明確に読み取れるように構成されているのが普通かと思います。

そういえばNHKの『その時歴史が動いた』で、斎藤隆夫の「"反軍"演説」を取り上げた回のスタジオゲストは保坂正康氏でしたが、やはり"それなりの出来"だったなと思いました。(この番組はスタジオゲストがその回の番組構成に深く関わるようですから。この時の番組録画は過去エントリーに貼ってあります)

先日のTV番組『あの戦争は何だったのか 日米開戦と東条英機』も、保坂氏の著作『あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書 』(新潮新書)がベースになっているようですが、Amazonの書評を見ても辛口なコメントが多いです(苦笑)



さて、blogで書いてみたいことはまだいろいろとあるのですが、そろそろ10月末に予告していた夜這いの風習の話をアップしないと、せっかく訪れていただいている方に愛想を尽かされそう(苦笑)・・・・ということで、エントリーの準備は進めております。

すでに年末ということもあり、年内にアップできるかどうかは微妙ですが(汗)、とりあえず書く意志は継続しております、とのご報告ということで・・・。


更新が滞ったお詫びとして、「光都東京 LIGHTPIA」で撮ってきた下手っぴな写真をいくつかどうぞ(笑)

IMGP6834
皇居・馬場先濠のイルミネーション「雪月花

IMGP6817
和田倉噴水公園の「アンビエント・キャンドルパーク
撮影して帰ってきてから気づいたのですが、手前左が麻生総理、手前右が石原都知事の"明り絵"でしたw。

IMGP6783
和田倉噴水公園。噴水のライトアップは刻一刻と色が変わります。

IMGP6875
丸の内大通りの「フラワーファンタジア

花とそれを彩るイルミネーションが綺麗・・・・でしたが、花が寒そうでした




















IMGP6959

東京国際フォーラムにて

 




























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コメント

見ちゃいました(笑

ドラマ部分は、まあまあよかったですよ。個人的には、石井中佐より武藤少将をメインにした方が、やりきれなさが前面に出たと思います。見てて、なんか読んだことあると思ってたら、原作は保坂氏だったんですね。本人が出たところで寝ちゃいました。
私的な見所は、野村萬斎の昭和天皇です。東映「大日本帝国」の市村萬次郎と比べてました。

ドラマの原作は「陸軍省軍務局と日米開戦」の方です。「あの戦争は何だったのか」は、全体の構成の参考という程度でしょうか、ドラマ以外はあまり見てませんが。
徳富蘇峰を狂言回しにしたところがTBSのオリジナルなのかな?
ま、結論を彼に言わせたことに、TBSの逃げ道を確保した意味もあるのでしょう。

保坂正康氏は確かにバイアスがかかってますね、10冊近く読んだあとに気づきましたが。当時の日本はインテリしか救えなかった、みたいな。それと、吉田茂マンセー、かな。

「アンビエント・キャンドルパーク」 、素敵ですね・・・。
余りイルミに関心がないのですが、さすがクリスマスというか、
企画者がすごいのか、写真の腕がいいのか、本当にキレイです。

自分のエントリーを読み直して思ったのですが、普段できるだけ先入観・思い込みは避けるように主張しておきながら、保坂氏へのレッテル張りはダブスタだとツッコまれそう・・・w。

ただ、できるだけ真実に近い史実を知りたいと常々思っている私としては、保坂氏の歴史へのアプローチ手法は今ひとつ受け入れられないのと、歴史ドラマというジャンルがそもそも好みではないということを言い訳として追記しておきます(笑)


歴史ドラマは関連知識の少ない方が見ると、それだけでわかった気になってしまいがちというリスクを踏まえた上で見るのならいいんですけどね。

■乃木さんへ

ドラマの原作は「陸軍省軍務局と日米開戦」の方です。

たしか10月頃からエントリーで紹介した保坂氏の著作が、このドラマ宣伝の帯(たけしの写真付き)で平積みされていたんですよ。

この番組を見たという方の感想をいくつかネットで見ましたが割と評価高いみたいです。東条英機を単なる独裁者扱いしなかったのは評価してもよさそうですね。 

歴史ドラマにリアリティを求めるのが間違いかもしれず、やっぱり私はひねくれ者かな?(笑)

個人的には、日本がなぜアメリカと戦争したのかというテーマで番組を作るなら、そろそろ当時のアメリカの思惑と対日外交姿勢をしっかりと取り上げて欲しいですね。
近衛文麿が何度も日米トップ会談を持ち掛けても、拒否し続けたアメリカの外交姿勢の問題点等ももっと知られても良いと思いますよ。
(それで日本側の問題点を相対化して薄めるつもりなどもちろんありませんが)

あ、それからエントリー中で書いたバイアスですが、政治的バイアスではなく、認知心理学でいうところの確証バイアスです。

■何某さんへ

>余りイルミに関心がないのですが・・・

私も最近まで関心無くて、わざわざ足を運んだことはなかったです。
ただ去年にデジタル一眼レフを買ってから、いろいろ撮りたくなってきて・・・。

>企画者がすごいのか

石井幹子さんという方らしいです。「日本における照明デザイン・ライトアップの第一人者」だそうですよ。ですので、

>写真の腕がいいのか

これはないです(笑)

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