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医学史から見た戦争と軍隊-1   

戦争を語り継ごうブログ」さんの「軍事医学から見た旧日本軍の実態」というエントリーで、一橋大学・吉田裕教授(歴史学者)の「医学史から見た戦争と軍隊」という講演録が載ったサイトが紹介されていました。

人骨発見18周年集会「医学史から見た戦争と軍隊」

一通り読んでみましたが、参考になる部分が多くありましたので、メモ代わりに講演内容を大雑把にまとめておこうと思います。


講演では戦場と軍隊の諸相として、おおまかに次の点について語られています。

一.餓死の問題
二.戦争神経症の問題
三.自傷の問題(戦場から逃れるために自分の体を傷つける)
四.覚醒剤の問題とか異常心理の問題

また、上記の本題に入る前にも、日本軍の軍事医学軽視と立ち後れについて話されていますので、今回はそこから少々・・・。


■マラリア対策について

アメリカは徹底的にDDTを散布して蚊の駆除に努め、かなりの成果をだしていたらしい。

(管理人補足)
たしかに日本が当時マラリア対策をしたという話はあまり目にした記憶がありません。私が知らないだけかもしれませんが、逆にマラリアにやられた話ならよく目にします
マラリアの危険があるところでも戦場となっただけでなく、鉄道建設や資源開発に使われた捕虜やロームシャ(労務者)が、多数マラリアで亡くなったことは事実です。


■輸血について

連合国の場合には最前線で受傷した場合に輸血をするというのが一般的で、そういう体制が整えられていたが、日本の場合は止血まで。


■傷病兵の処置について

負傷したり、病気で動けない兵士は退却の時、玉砕の時にどうするか。
傷病兵は、最後の突撃の前に全員殺害―処置されています。そういう玉砕戦、退却戦の時、傷病兵は軍医や衛生兵が手を下して殺す。

(管理人補足)
このような話は、元兵士の体験談でもよく目にすることがあります。


これは明治・大正期の戦争では見られなかった。少なくとも退却に当たって、どうしても止むを得ない場合は、衛生兵をつけて傷病兵を現地に残し、敵の手に委ねる、それでもかまわないということになっていた。

これが、アジア・太平洋戦争の段階では、まず例外なく処置しているが、これは1939年のノモンハン事件がきっかけらしい。

(管理人補足)
この時捕虜となった帰還日本兵にたいしての処遇については「真実を知りたい」さんの「
ノモンハン事件 帰還捕虜の処遇」などが参考になります。戦陣訓が示達されるよりも以前に、敵の捕虜となることを禁じる雰囲気があったことがわかります。


短いですが、今日はもう眠いのでここまで・・・。
次回に続きます。

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