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GHQカメラマンによるカラー写真   

book-ghq-pr_big

前回、戦後について少し触れた時に思い出した本を紹介。

「GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン 」という写真集の普及版が1月にでています(右写真)。

もともと、昨年に「GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン 」、とその続編が大型本で出版されていて、買おうかなぁと思っていたのですが、1冊5千円弱という値段を見て断念していましたw



出版社でもその値段がネックだと気づいたようで(前書きに正直に書いてあった(笑))、写真点数を減らしサイズも小さくして「普及版」として出した模様。 この普及版は2,400円(税別)で220ページと、まぁ入手しやすい値段です。

戦後間もない頃の日本各地の風景がカラー写真で記録されていて、懐かしい気持ちになります・・・って、自分が生まれる前の写真なのに、懐かしく感じるのはナゼ?

しかし、それよりもなによりも、東京裁判の様子がカラー写真で載っていたのには少し驚きました。
東京裁判の写真や記録フィルムはずいぶん見たけど、カラーのものは見た記憶がありませんでしたから。

というわけで、本の中身をちょっとだけ紹介。

tojo2
白黒写真だと、遠い過去の記録のように感じるのに、カラー写真だと、つい最近の出来事のように思えてくるから不思議です。

(左写真は被告席)








下は、東条英機、武藤章、荒木貞夫、重光葵、広田弘毅、南次郎、木村兵太郎
tojo
(画質を落としてあります。実際の本の写真は、顔の皺の数を数えられるほど鮮明です)

今まで白黒写真でしか見たことのなかった人物をカラーで見ると、急に現実味が湧いてきます。変な話ですが、「本当に実在した人物なんだ」と実感させられますな。

この本の中で東京裁判の写真はごく一部ですが、街や農村、漁村、そして幼い弟や妹をおんぶして世話する子供達と、今では見られなくなった日本の姿が沢山カラーで映し出されています。

当時を知る方なら相当懐かしく感じるのではないでしょうか。




で、なぜか普及版の方はAmazonで取り扱ってないので、大型本の方へのリンクを貼っておきます。

GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン
490387012X 杉田 米行 西坂 和行/堀井紀公子

アーカイブス出版 2007-05-01
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おすすめ平均star
star資料性+総天然色の衝撃
star貴重な歴史の証言の中に、自分自身がいるようだ。

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続・GHQカメラマンが撮った戦後ニッポン
4903870189 杉田 米行

アーカイブス出版 2007-06-25
売り上げランキング : 123250

おすすめ平均star
star総天然色ノ衝撃再ビ

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コメント

5000円かぁ

 これまた、おもしろそうな物をありがとうございます。
 GHQのカメラマンの写真なら、出してまずい物は元々端折ってあるだろうから、捏造、修正は少ない「生」の風景が写っていそうですね。

>今まで白黒写真でしか見たことのなかった人物をカラーで見ると、急に現実味が湧いてきます。変な話ですが、「本当に実在した人物なんだ」と実感させられますな。
・とても良く分かります。
 掲載されている写真でさえ、当時も世の中は色が付いていたんだ(笑)と思う不思議さを感じますね。

>出版社でもその値段がネックだと気づいたようで(前書きに正直に書いてあった(笑))、写真点数を減らしサイズも小さくして「普及版」として出した模様。 この普及版は2,400円(税別)で220ページと、まぁ入手しやすい値段です。
・seagullさんにメディアリテラシーをご教授頂いているおかげで、「これはきっと、私のような性格だと、2400円を払って見てみると、結局5000円の大型本が欲しくなり、都合7400円の出費となる罠」にも見えます(笑)
 最初から大型本狙うかな・・・

■tonoさん

>2400円を払って見てみると、結局5000円の大型本が欲しくなり、都合7400円の出費となる罠」にも見えます(笑)

いえいえ、大型本には続編がありますから、12400円にの出費になると思われます(笑)・・・というか、私自身がその罠に片足をつっこみそうになって自制しているところです^^;

Amazonの書評を借りれば、時期は1951~1954年。
黒い表紙の方は、「大物(昭和天皇やマッカーサー)や東京中心部を集めた」もの。
赤い表紙(続編)は「GHQがいた頃から1960年前半にかけてボリアが日本全国を回って撮影した普通の人達と風景の写真」
ボリアとはGHQカラー写真部責任者のカメラマンのことです。

続編については 「戦争と占領によって変わった日本(焼け野原から復興した大都市)と変わらなかった日本(戦争被害とはあまり縁のない農村漁村や美しい自然)が(占領下の時代には)同居していた」

純粋に懐かしい風景をカラーで見たいと思ったら、続編だけ購入するというのもアリかもしれませんね。町、農村、漁村の風景や昔の子供の写真とか、干しイカを盗もうとする野良猫とか、なぜだか癒さる写真が多いですよ。


実は発売と同時に買ってしまいました(^^;写真家がたいへん優れた人のようで、当時の空気を感じることができます。やっぱりカラーは臨場感が違いますよね。活字情報も大切ですが、このような写真を見ることでより理解が深まると思っています。つまらん、文章ですみません。

■fuyunekoさん

>実は発売と同時に買ってしまいました(^^;

おぉ^^ 普及版の方ですか?
大型本の方が迫力がありそうで、より「空気」を感じられそうですね。
今思いついたんだけど、親へのプレゼントとして買おうかなぁ。

>当時の空気を感じることができます。やっぱりカラーは臨場感が違いますよね。

不思議なことに、あの時代の方から自分に近づいてきた感覚を覚えました。
自分が生まれる前の時代を白黒写真で見ていると、どこか「ひとごと」のような感じがするのですが、カラーで見ると一挙に現実感がわきますね。

>つまらん、文章ですみません。

いえいえ、このエントリー自体がつまらん文章ですから(笑)

大型です!大切に扱ってます。この手の本は絶版になると復刻するとは思えないので。

おっしゃる通り白黒だと自分とは別の違う世界の出来事のような気がして「ひとごと」のように感じます。同じご意見です。カラーだと、自分と同じ生身の人間があの過酷な状況にあったのだ、そしてなんらかのボタンの掛け違えが起きたら同じことになる可能性もある。と思わせてくれます。あと、有料放送で見た欧州戦線のカラーを見るとこれまた度肝を抜きます。チャーチルがカラーで動いてる!フィクションではないのだ!と思わせてくれます。

■fuyunekoさん

>この手の本は絶版になると復刻するとは思えないので

私の物欲を煽らないでくださーい(笑)

チャーチルに限らず、ヒトラー、スターリン、ルーズベルト、蒋介石など第二次大戦時の主要人物はみなカラーで残っていますね。しかし、ナチス強制収容所のカラー動画はさすがにきつかった・・・。
サイパンの玉砕や沖縄、硫黄島のカラー映像も正視するのが辛かったですが・・・。
(全部ネットで見ました)

でも現代につなががっている、しかもさほど遠くない過去にあった「現実の歴史」として真摯に受け止める気持ちになります。


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