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パール判事の主張   

CIMG0200

先週放送されたNHKスペシャル「パール判事は何を問いかけたのか ~東京裁判・知られざる攻防~」からのメモをアップしておきます。

(すでに他のブログでも多く取り上げれられていますが、せっかくメモしたので(^^ゞ)

※再放送が 2007年8月22日(水)深夜【木曜午前】0時10分~1時04分にあります。
そちらを見たい方には、以下はネタバレになりますので、ご注意を。




パール判事について、パール判事の後輩で、カルカッタ高等裁判所の元長官のA.M.バタチャルジー氏が語るところによれば・・・、

パール判事は自分の判決を根拠に日本の侵略行為が支持されることがあってはならない、と言っていました。あの当時、侵略戦争は国際法上はは犯罪と認められないとの立場でしたが、イギリスであれ、アメリカであれ、日本であれ、侵略戦争は悪いことだと言っていました


また、長男のプロシャント・パールさんによれば・・・、

父は、マハトマ・ガンジーを尊敬していました。国家の父と思っていました。その気持ちは、他のすべてのインド人と変わらぬものでした。


パール判事は、ヒンズー教徒としてマハトマ・ガンジーと同じ、敬虔な平和主義の宗派に属していたそうです。そしてそれを反映してか、パール判事独自の判決書には、この暴力を憎む考え方があちこちに記されているそうです。

自らタイプライターで打った1200ページあまりの記述。自ら手書きで修正を加えた後も残っている判決書。そして、暴力を憎む考え方は、日本軍の残虐行為にも向けられていたようです。番組の中で、パール判事の判決書から番組内で引用された箇所を書き取ってみました・・・。


■満州国建国についての記述

「満洲の舞台において、満州国という狂言を演ずる力も、また満洲の支配権を握る力も、日本の「武力」によって獲得されていたのである。これはある点では、西洋諸国のやり方を模倣したいという願望に、その原因を求めることもあろうかと考えられる。この願望とは、明治時代の初期から、日本人の心の中に、一つの「固定観念」になっていたものである。」


■"バターン死の行進"についての記述

「" バターン死の行進"は実に極悪な残虐である。灼熱の太陽下、120キロメートルにわたる9日間の行軍の全期中、約6万5000名の米国人、およびフィリピン人俘虜(捕虜)は、その警備員によって蹴られ殴打された。病気あるいは疲労のために行進から落後したものは射殺され、あるいは銃剣で刺されたのであった。」


■南京事件についての記述

「宣伝と誇張をできるかぎり斟酌しても、なお残虐行為は日本軍がその占領したある地域の一般民衆、はたまた戦時俘虜(捕虜)に対し、犯したものであるという証拠は圧倒的である。」


■アジア太平洋各地での日本軍の行為についての記述

「それらは戦争の全期間を通じて、異なった地域において、日本軍により非戦闘員に対して行われた残虐行為の事例である。主張された残虐行為の鬼畜のような性格は否定し得ない。

シンガポールの華僑虐殺カラゴン事件マニラ市街戦での住民虐殺などのことでしょうね・・・。他にも規模は小さくてもこの手の事件は沢山あったようですし・・・。


■原子爆弾についての記述

「非戦闘員の生命財産の無差別破壊というものが、いまだに戦争において違法であるならば、太平洋戦争においてはこの原子爆弾使用の決定が第二次世界大戦中におけるナチス指導者達の司令に近似した唯一のものである」


■西洋諸国の植民地支配に対する強い批判

「西洋諸国が今日、東半球の諸領土において所有している権益は、すべて主として武力をもってする暴力行為によって獲得されたものであり、これらの諸戦争のうち「正当な戦争」とみなされるべき判断の標準に合致するものは、おそらく一つもないであろう。」

日本であれ、連合国であれ、残虐行為を徹底して憎むパール判事。そこには絶対的な平和思想が貫かれていた、ということのようです。


■日本の戦争指導者についての記述


「日本の為政者、外交官、および政治家らはおそらく間違っていたのであろう。また、おそらく自ら過ちを犯したのであろう。」

しかし、事後法による裁きは認められないと言う信念は当初から貫かれた結果として被告全員無罪

「第二次世界大戦以前にあっては、国際法の発展の程度はまだこれらの行為を犯罪もしくは違法とする程度には至っていなかった。」



パール判事の肉声より
『(日本に対する)好意や親切心のためだと思ったことはありません。私は正しいことをしたかったのです』


パール判事は暴力を憎む思想と、法の専門家としての信念を貫いたのであり、決して「日本は悪くない」などとは言っていないようです。

番組内容とは離れますが、長男のプロシャント・パールさんの言葉を、ある本から紹介します。


パールの息子であるプロサント・パール。東条英機をはじめとする日本の戦争指導者を美化する映画『プライド』が彼の「心を傷つけ、憤らせている」とインドの新聞「インディアン・エクスプレス」は報じた。

父が渾身の力を振りしぼってまとめ上げた判決書を、自分の政治的立場を補完する材料として利用しようとする者への怒りは、きわめて厳しかった


上記は、紙屋研究所様の、「中島岳志『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』」感想記からの引用です。

さて、パール判事の信念を、都合良く解釈・曲解して自分たちの主張を補完しようとするのは誰ですか???


※2007/08/24追記

きち@石根さん
のところで、上述した「インディアン・エクスプレス」の記事の訳がでていたのですが、パール判事のご子息であるプロサント(プロシャント)・パール氏が憤ったのは、映画「プライド」の内容ではなく、もともとパール氏がテーマの映画と聞かされていたのが、いつのまにか東条英機が映画の中心人物となってしまっていたことのようです。
「インディアン・エクスプレス」記事(英文)
を見ても、確かに中島岳志氏の記述は変ですね。。。まぁ、上記の記事が、中島岳志氏の見たと別物という可能性もあるかもしれないので、とりあえず保留・・・。

まぁ、パール氏も人間ですから、長い人生のうちで新たな情報や知識によって意見を変えることはあるでしょう。でも、イデオロギーによって、都合のいいところのみを取り上げて、自分達の主張を補完するのは右も左も同じですから、やはり、いろいろな角度から見ないといけませんね。

まぁ、どちらにしても、「無罪だから悪くなかったんだ」という主張を目にすると、今の私はどうしてもホリエモンを連想してしまいます(苦笑)「法に触れなきゃなんでもあり」か?と・・・。
大切なのは、過去の日本に善悪の判断を下すことよりも、歴史から教訓を学び取って今後の日本を造っていくことだと強く思います。


※2007/8/27
さらに追記があるのですが、長くなるので別エントリーにしました。
「パール判事の主張」の追記の追記


パール判事―東京裁判批判と絶対平和主義
中島 岳志

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コメント

本ブログ論考を読み前から思っていた「歴史の真実」とは結局はわからないのではないか?と思うようになってきました。やはり真実に辿り着くには一次資料を自分で読み自分で納得するしかないのでしょうかね。

すみません、本論考と話がずれてしまいました。

こんばんわ。
私もこの番組見ました。大変タメになりましたよ。
前夜放送していた『A級戦犯は何を語ったか』も興味深く、こちらは見逃してしまったので再放送を楽しみにしています。
パール判事の判決文(相当な長文らしいですね)の中身はよくわかりませんが、現在の世において“日本無罪論”という言葉だけが一人歩きしているのかもしれませんね。

皆パール判事のような人間ばかり存在しているような社会であればいいんですが、まあそういう訳には行きませぬので、きっとこの人の論は将来における国際社会の理想を謳っていたのではないのかな、なんて思ったりもしました。
ただ国際社会が進化していく過程で“戦争”というのは、一種の通過儀礼だったのかも・・・と。あれ程の世界的大戦争を経たからこそ、今日の国際秩序(それなりの)が保たれているはずであるからして、日本人である私は言いたいことも多々あろうが、その起点となった東京裁判をそろそろ受け入れようか、いや拒否すべきかとただ今迷っているところであります。
(。-`ω-) 悶々と・・・


>fuyuneko さん

真実はわからなくても、「あった事実」に近づくことはできると思います。ただ、我々のような素人が一次資料に自分で当たるのは、色々制約が多いですし労力も必要ですから大変ですよね。
(それでも、アジア歴史資料センターなど、オンラインで見ることのできる一時資料が増えていてありがたいですが)

他には、「信頼できそうな論者」と「信頼できない論者」を見分けられるようになるという方法があると思います。私も最近になって、ようやく「この人の論理には無理がある」とか見分けられるようになってきた気がしています。

また、一つの細かいテーマに絞って、各論を読み比べると、どちらの説に無理があるかがだんだん見えてきますよ。
慰安婦問題は時期や地域によって様子が千差万別ですから、南京事件の方が、取り組みやすいかと思います。南京事件の資料は肯定派・否定派とも気合いの入ったサイトがありますから見比べるのも一興かと。

最近復活した「知らされなかった日本」さんの南京事件の捕虜の扱いについての考察もすごく参考になりますよ。
http://daikichi1966.cocolog-nifty.com/blog/

個人で色々がんばって調べてまとめている方達は、本当に尊敬しています。


>くわっぱ上等兵さん

私もこのエントリーをアップしてから、くわっぱ上等兵さんのブログも同じ話題だったことに気づいて、おぉ~、と思っていました(笑)

私も本当に良い番組だったと思います。“日本無罪論”というのは田中正明氏の著作から一人歩きしているのでしょう。田中氏の本は私も入手しましたが、読む前に『松井石根大将陣中日記』改竄問題を起こしていたことを知ったので、けっこう距離を置いて読みました。

それでも、今回の番組は東京裁判のイメージが新たになりましたね。
結論ありきでなく、あれほどまでに判事の間のぎりぎりの駆け引きがあったとは思ってもいませんでした。特に、マッカーサーが東京裁判には最初から否定的で、ワシントンに対しアメリカの単独裁判ができないかということを具申していたと言うことは初めて知りました。

たしかに勝者による裁判でフェアでないことは明白なのですが、日本が反省すべきコトが示された点は受け入れるべきなのかなぁ・・・。
でも、他者に裁かれたことで、日本人自身がいまだにあの時代の日本をきちんと顧みれていない感じがするのはすっきりしないですね。

一般論として、捕虜の件についてはかねがね疑問に思っていたのですが、自軍に食料、装備、人員の余裕がある場合ならともかく、自軍の食料調達さえままならないときに、膨大な捕虜をかかえて指揮官とすればなんとするか?
捕虜は、すきあらば脱走を企て、場合によっては敵の破壊工作をたくらむのであって、ゲストではない。
米軍が日本人捕虜に対して好意的態度をとったのは、暗号解読をはじめ軍需工場などの情報を聞き出すためなのであります。そればかりでもないかもしれませんが・・・。
軍隊は戦闘に勝利するという第一目標があるわけで、それを阻害する要因があればそれを排除しなければなりません。
捕虜のせいで、自軍が全滅するとすれば、いかんとするか?
捕虜を解放するべきか?解放すれば敵となってまた戻ってくる。さすれば自軍の部下に犠牲者をだすことになる。
捕虜は保護すべきであるとは思いますが、自軍の被害を認めてまで保護すべきかどうかは疑問に思います。
圧倒的な戦力優勢な場合はともかく、一進一退の場合、自軍の全滅を覚悟してまで捕虜を保護すべきなのでしょうか?私にはわかりません。

>bonさん

ハーグ陸戦条約はご存知ですよね・・・?

>捕虜は、すきあらば脱走を企て、場合によっては敵の破壊工作をたくらむのであって、ゲストではない。

武装解除されても? 保護を求めて投降してきても?
長期戦で戦意喪失し、傷つき、重病にかかっていても?

>軍隊は戦闘に勝利するという第一目標があるわけで、それを阻害する要因があればそれを排除しなければなりません。

「捕虜(阻害する要因)は殺害しても問題ない」と言う風にも読めてしまいますが・・・。

>捕虜のせいで、自軍が全滅するとすれば、いかんとするか?

ずいぶんと飛躍しちゃってますね(^^;) 。 捕虜のせいで自軍が全滅するような事態ってありましたっけ?
日本軍に捕虜にされた人達がどのように扱われたかにも、少し目を向けた方がよろしいかと思います。

>捕虜は保護すべきであるとは思いますが、自軍の被害を認めてまで保護すべきかどうかは疑問に思います。

確かにバターンの件は、ある程度やむを得なかった事情はあると思います。
でも、食料等は現地調達(徴発)という兵站無視の日本軍の方針をその後も変えることはなかったようですし。

それに、炎天下の行進でマラリアなどで歩けなくなった兵を殴りつけ、殺害し、それを保護しようとした人まであっさりと殺害することと、「自軍の被害」がどう結びつくというのでしょう?

南京で武装解除され後ろ手に縛られ集められた捕虜が、監視する日本軍に対しどの程度の「被害」を及ぼせるというのでしょう???
捕虜を保護する程度で自軍の危機に陥る程度の戦争なら、そもそもその戦争に無理があったとして考え直すことをしなかったのはどの軍隊ですか?

あまりに一方的な都合ばかりに目を向けていませんか?

何度も繰り返しますが、bonさんのおっしゃってることは、米国などが日本にしたことにたいする抗議をムダにすることになると思いますよ。
日本に原爆を投下したことについても、『日本は婦女子まで竹槍訓練をし、「一億特攻火の玉だ!」と言っていて安心して上陸できないからだ。』と言われてそれに抗議しても「おまえが言うな」っていわれちゃいますよ。

自国の都合ばかりに目を向けて弁護することしかしない、一部の右翼・保守論壇が海外(特亜だけじゃありませんから)から抗議を受けていることに、ぜひ気づいていただきたいと思います。「特亜だけが反発している」というのは、右派論壇のプロパガンダですよ。そうやって自分の都合でしか歴史を振り返らない一部論者が、海外からの抗議・圧力を呼び込み、日本の国益にマイナスに作用しかねない現状を私は憂慮しています。戦前も今も、一見まともなことを言っているようで結局は日本の国益を損なっているのは右派論者なのではないかと、強く感じています。

「バターン死の行進」についても「女一人で歩けたし、この程度じゃ人は死なない」などという笹幸恵のようなバカジャーナリストの記事で抗議を受けてますよ。

☆最低の旅行記 バターン死の行進 女一人で踏破 笹幸恵
http://yoshitokappa.at.webry.info/200606/article_2.html
「バターン死の行進」問題まとめ――「ネタ」のシニシズムについて
http://homepage.mac.com/biogon_21/iblog/B1604743443/C1534355107/E20060226222550/index.html
さてでは笹幸恵氏はなにを「意図」したのか?
http://homepage.mac.com/biogon_21/iblog/B1604743443/C673208941/E20060222181911/index.html

こんなバカ論者に騙されないように、簡単に鵜呑みにせず、安易に結論を出さず、気分は悪くても反対意見にもしっかり目を通し、思考停止せずに自分で考えることを強くお薦めします。(自戒を込めて・・・)

管理人様
コメントありがとうございます。南京戦に関しては現地にも行き、安全区の広さも確認し、実は20万人いても、良く言われる「すし詰め」にはならない程度広さがあり、建物の中で閉じてしまえば、ちょっとした悪事はばれなかったのでは?と思いました。(人口密度を計算したので間違えないと思います。)また、いっしょに行った面々と議論しましたが、陣中日記の一文でも人それぞれ解釈があり、私なりの結論は、「真実はわからない」となったわけです。もちろん、トンチンカンな話は「違う」と断定できますが。。。
おっしゃる通り、「ここの議論には無理がある」と思えるには、知識が増えるほど、見えてきますね。私のような歴史素人は「信用できる歴史家」を見つけ、その人の文献をベースに多角的に検証することを続けることで、真実に迫れるということですかね?
すみません、またまた散漫になりました。

はじめまして。こんにちは。
最近多いですね。自分にとって都合のいい情報だけつまみ食いする人。冗談みたいなことを本気で言うから怖いです。秦先生などが、雑誌なんかで戦争犯罪について積極的に発言しておられる気持ちが分かるような気がします。今、ネット上で吹き荒れるウヨクの嵐は、それ以前のサヨクの活動に拠るところが大きいと思います。ウヨクもサヨクも頭の構造は同じです。タイミング次第で右へも左へも振れます。今の流れが行き着くところまで行けば、必ず強烈な反動が生じるでしょう。私はそれを恐れます。
まあ、バターンに関していうと、本間将軍の人柄などもあって、日本人としては弁護したくなる気持ちもよく分かりますが。

>ハーグ陸戦条約・・・今日それがそれほど有効でしょうか?今では戦争は前線だけで起きるのではなく、直接本土に核ミサイルが飛んでくる可能性もあるわけです。
マラリアの捕虜を殺したとか、一つ一つの件についてそれをよしとして認めているわけではありません。

米国に対する抗議については、日本は国として行ってはいないでしょう?私もするつもりはないです。済んだことを今さら謝罪だどうのと言ったところでしょうがない。まさにしょうがないのです。また、日本の国民性がそうだと思います。済んだことをいつまでもぐだぐだ言わないのです。
ただ、今後の教訓に生かすということが大事ですし、そのように日本はやってきたと思います。

原爆投下に抗議したってなんになりましょう?落としちゃった後ですよ?なんにもなりゃしませんよ。もちろん投下を認めるわけじゃありませんが。
私が右翼なのかなんだか知りませんが、日本は言論統制のない国なので、いろいろな意見があるのはよいことじゃないですか?

戦争犯罪ということばについてですが、戦争そのものは犯罪ではないのですね?しかし、戦争の中において犯罪があるということでしょうか?その線引きはどこでしょうね?
一般市民を殺害すれば犯罪でしょうが、誤射、誤爆もありうるし、テロリストである可能性もあるし・・・・。
場合によっては戦争そのものが犯罪である可能性もある。戦争犯罪とは、わかったようなわからんような言葉ですね。戦争となれば、早い話がなんでもありじゃないですか?あの劣化ウラン弾でも撃ちまくるんですから・・・・。これは戦争犯罪と言えるんじゃないですか?

ところで、かのマッカーサーが、日本の戦争は防衛戦争であったと述べたということですが・・・また、どなたかが、どんな弱小国であっても日本の立場に在ったら同じように戦争に突入したであろうと言われていますが、そうなりますと、正しい戦争とまでは言えなくても、やむをえなかった戦争であると総括するよりないと思いますね。神ならぬ身であれば・・・・。

私はずぼらなので、このサイトで色々勉強させていただいております。なかなか貴重なサイトではないかと思っております。
ただあの、きっこの日記などのように、安倍首相に対するすさまじいまでの憎しみの波動に満ちたサイトには閉口します。安倍首相はいかんですかね?

初めまして、クロソといいます。

>bonさん

バターンに関してだけ言いますが、管理人さんも仰ってる通り、
「捕虜に最低限の待遇もできない状態で戦争なんかするな」
ということでしょう。それが国際条約などの視点で見た結論だと思います。

>管理人さん

>「女一人で歩けたし、この程度じゃ人は死なない」

とりあえず3ヶ月、死と隣り合わせの戦場を経験し、精神的にも肉体的にも傷だらけになった後で歩けといいたい。w

クロソさんへ
>捕虜に最低限の待遇もできない状態で戦争なんかするな
これは本末転倒ですね。止むにやまれず戦争に至ったわけで、戦争しないで済めばそれにこしたことはありません。
しかし、捕虜の待遇に窮するからといって戦争を回避するとは、落語のネタでしょうか?

>bonさん

バターンにおける日本に対する非難というのは捕虜虐待と言う、
国際条約違反が根本にあります。なので国際条約をキーワードとした
視点ではそういう見方にならざるを得ません。
簡単に言えば相手が降伏したら捕虜を人道的に扱う義務が発生するわけで、 その最低限の義務すら遂行できない状態の国が無理矢理戦争
すればああいう悲劇が起こるのは目に見えている(バターンに関してはマッカーサーのバカっぷりもあって同情の余地もありますが)。だからこそ、突き詰めて簡略化した表現で言えば、戦争遂行能力のない国が戦争なんてするな、と言う結論になるわけで。

以前何度かお邪魔させて頂きながら、ご挨拶もせずに失礼していました。
今回久し振りに訪問して、「あれ?管理人さんのスタンスが変わったかな?」と軽い驚きを覚えたので、初めて書き込ませていただきました。

私は「スタンスが変わる」というのは正しいと思います。人間は学んでいくものです。勉強すれば新たなことを知り、考え方は修正されます。
よって、それは誠実さの証しであると考えます。
右、左に固定されている人間は信用できません。

正直言いますと、私は南京事件を「日本陸軍史最大の汚点」であると考えていますし、上記のパール判事の見解にもほぼ賛成なのですが、慰安婦問題に関してだけは、むしろ右派の憤りが理解できるような気がするのです。

管理人さんの昔のスタンスと近いかなっと思いますが、勘違いでしたらゴメンナサイ。

私は昔からロシア贔屓。中国史好き。
たしかに両国には問題はあります。しかし贔屓云々を置いても、中国やロシアに対し、行き過ぎたネガティブキャンペーンが行われれば、私は中国やロシアの為に弁護するでしょう。

今の私は日本を弁護する立場ですね。また、いつか変わると思いますが。
Keep up the good work :) 頑張ってください。
また寄らせて頂きます。

軍部の横暴、戦争遂行能力の見誤り、これは重大な問題ですね。現在の軍部や政府には冷静に情勢判断できる能力はあるのですかね?
危機管理能力はあるのですかね?大変疑問ではあります。

皆様、コメントありがとうございます

>fuyuneko さん

南京までおいでになって確かめていらっしゃったのですか!? すごいですね!
安全区の面積で20万人いても不自然ではないということですね。
まぁ、東京ドームでも5万人入りますし、屋外のイベント(自衛隊の航空祭など)でも10万~20万人は入りますから、安全区の広さでは、やはりすし詰めにはならないでしょうね。また犠牲者が多いとされるのはむしろ城外のようですし、うろ覚えですが、南京全体では東京・埼玉・神奈川をあわせたくらいの面積とのことですから、「見た」「見なかった」の証言はどちらも正しい可能性がありますしね。すべてを見ることなど誰にも不可能ですから、一部の都合の良い証言だけを集める手法を取る論者には気をつけたいですね。


>槍栗中尉 さん

はじめまして・・・というか、だいぶ以前から槍栗中尉さんのところは拝読させて頂いておりましたので、「はじめまして」と言われて「あれ?そうだったっけ?」と思ってしまいました(^^ゞ

秦氏は「世界戦争犯罪事典」という本も出しているようですから、戦争犯罪には詳しいのでしょう。(この本、買おうかなと思いましたが、2万円弱もするので見送りましたw)

ただ、秦氏についての評判は毀誉褒貶定まらず、氏の論評をどう捉えたらよいのかかなり迷いますね。特に私も読んだ『慰安婦と戦場の性』についてはボコボコに叩かれているようです。
http://d.hatena.ne.jp/yamaki622/20070616/p1
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20070801/1185924345
http://d.hatena.ne.jp/Stiffmuscle/20070817/p1

陽高事件の発掘などそれなりの業績もある人なのに、本当によくわからない人ですが、氏の論評も距離を置いて読んだ方がよさそうな気がしています。

※陽高事件
http://t-t-japan.com/bbs/article/t/tohoho/10/glgqrf/index.html
http://shanxi.nekoyamada.com/archives/000130.html


>クロソさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
私は普段あまり汚い言葉を使わないようにしているのですが、この女性ジャーナリストには本当にあきれていまして、つい「バカ」と書いてしまいました。見た目がちょいとタイプなだけに余計に(笑)
まぁ、出版社も同罪でしょうけども。
ぜひまた遊びに来てください。


>bonさん
えっとですね・・・お節介かとは思いますが、もう少し話を整理して考えてみるほうがよろしいかと・・・。
戦時中の出来事の話をしていたのに、「今日それがそれほど有効でしょうか?」とおっしゃられても(^^;

>済んだことを今さら謝罪だどうのと言ったところで・・・

済んだこととはいっても、また、肉体的な苦痛は過去のものとなっても、心の傷を負ったまま戦後生きてきた方達がまだ沢山いらっしゃるのですから、そこを忘れてはいけないと思います。

>済んだことをいつまでもぐだぐだ言わないのです。

私がbonさんに繰り返し申し上げていることは、伝わっていないようで残念です・・・。

マッカーサーが防衛戦争と言ったというのも、日本語訳に問題有りという論調もあります。原文では"secuirty"ですが、それを自衛と訳すのはオカシイ、朝鮮戦争の戦略を述べたものなのだから、そもそも、日本を擁護する意図ではない、などです。

まぁ、きりがないですし、エントリー内容とも大分かけ離れてきたので、この辺でいったん締めません?
そろそろ次のエントリーも書きたいですしw


>ddff さん

再度のご来訪ありがとうございます。また覚えていて頂けて光栄です。
いや、それよりも、なによりも、

>私は「スタンスが変わる」というのは正しいと思います。人間は学んでいくものです。勉強すれば新たなことを知り、考え方は修正されます。

私のポリシーを汲んでいただけている方がいらっしゃったことがわかって、すごく嬉しいです♪
お察しの通り、私の意見は常に変化していますし、定見がないのが拙ブログの特徴です(笑)

政治的な主張が前提にあると思われる方は、私のスタンスが変わったと感じたか、どんどん去っていかれてしまいますが(アクセスログからわかります(笑))。

まぁ、豊富な知識があれば、ある程度定見があり芯の通った主張もできるのでしょうけど、なかなかそこまでたどり着くのは難しそうです。

自分の過去エントリーの中には、今では削除してしまいたいくらい恥ずかしいものも沢山あるのですが、一応自戒のためと思って残してあります。

人それぞれの意見には、その前提となっている知識の質や量が違いますし、同じ人でも知識が増えれば意見も変わるのが自然だと私も思います。
イデオロギーで情報にフィルタをかけたりブロックしたりするのは、本当にもったいない!
歴史学者ならともかく、普通の人は、その知識量で言い争ってもムダだと思いますし。それよりも良い意見交換・情報交換ができる方がよっぽど有意義ですよね。

そんな感じでマイペースでやっておりますので、ぜひぜひまたいらして貴重な御意見をお聞かせください。
今回ddff さんにいただいたコメントは本当に励みになりました♪
ありがとうございました<(_ _)>


        激動し 変転する歴史の流れの中に
        道一筋につらなる幾多の人達が
        万斛の想いを抱いて死んでいった
        しかし
        大地深く打ちこまれた
        悲願は消えない
        抑圧されたアジア解放のため
        その厳粛なる誓いに
        いのち捧げた魂の上に幸あれ
        ああ 真理よ!
        あなたはわが心の中にある
        その啓示に従って われは進む

       1952年11月5日  ラダビノード・パール
ググレ

>機器 さん

こういったコメントにはいつも対処に困るのですが・・・、真面目に返信しても、ご本人はガス抜きのつもりなのか、再訪されないことがほとんどですし。(機器さんがそうとは限りませんが・・・)

広島の本照寺の大亜細亜悲願之碑の碑文のことをおっしゃっているのだと思いますが、紹介されなくても知っていますよ。よしりんの本も読んだし(^^;

一応、返信として、下記のパール判事の言葉を紹介させていただきますね

「この麗しい自然の恵みの中に育ち、かつ成長した国民が、
 どうして戦争などということを考えるのかと怪しまざるを得ない。
 私は繰り返して申し上げたい。
 戦争というものは平和への方法としては失敗であると。
 我々はもはやこの失敗を重ねてはならない」

ラダビノード・パール

ググレ(^^)

>管理人さん

コメントありがとうございます。私も以前はいわゆる日本肯定史観に染まっていたものです。そこから目が覚めるきっかけになったのは「真珠湾はルーズベルトの陰謀」というよく言われる説が須藤眞司氏と秦郁彦氏の書籍読んで、どうやらトンデモ説であったらしい、と思い始めたことですね。
(冷静に考えりゃ、この陰謀を成立させるためにはルーズベルトが世界を掌握せんばかりの人類史上稀に見る陰謀家だったという前提でなければならない。若しくは日本が世界史上最低のバカ国家だったか・・・。)

そこからハルノート最後通牒説とか石油禁輸の動機とか、いわゆる「アメリカは日本と戦争したがってた説」にも疑問を持ち、あとは雪崩のようにそれまで信じてたものに対して疑問を持ってまた歴史にのめり込んでいった次第であります。
で、1つ悟ったことは歴史っつうもんは深く突っ込めば突っ込むほど、答えが分からなくなるということ。あったとかなかったとか、正しいとか間違ってるとか言ってた頃の自分はどれだけ未熟だったのかと・・・。^^;

>クロソ さん

こちらこそありがとうございました。

私も、一方の主張にのみ感化されずに、いろいろな意見に目を通すことの大切さを最近つくづく感じています。過去エントリーを読み直すと自分でも恥ずかしくなることが多いのです(笑)

「真珠湾はルーズベルトの陰謀」説は、あまり調べていませんが、反論もあるわけですね。いつか調べておこうと思います。

私は、南京事件を調べていて、「まぼろし説」の主張がへんなことに気づき、慰安婦問題についても、ほとんど同じ論者であることに気づいたのがきっかけでした。

>雪崩のようにそれまで信じてたものに対して疑問を持ってまた歴史にのめり込んでいった・・・

よーくわかります^^。私は雪崩というよりは、激しいめまいって感じでした(笑) でも、目からうろこが落ちたつもりが、別のうろこがはまっていただけ、とならないように気をつけたいところです。

>深く突っ込めば突っ込むほど、答えが分からなくなるということ。

そうですね。なので、自分の中で結論を急ぐのは避けたいですね。落としどころは、政治的主張を背景に対立する歴史問題の両派の矛盾点を見つけ、「おおむねこうであっただろう」というところまでたどりつくことなのかなぁ、と。

また、ぜひいろいろ教えてくださいね。

またこちらにお邪魔いたします。少々気になるご意見がありましたので、私も少々記述いたしたいと思います。

bon氏へ

>ハーグ陸戦条約・・・今日それがそれほど有効でしょうか?

第二次大戦「当時」大日本帝国も批准していた国際条約に明確に違反する行為をしていたからこそ非難されている事実が理解できないのですか?
当時有効であった法規範すら守らないからこそ非難されているわけです。あなたの思考回路は、遵法精神が欠如した犯罪者あるいは犯罪者予備軍そのものです。個人にしろ、国家にしろ、その時点で有効に存在する法規範に違反しないことが求められるという初歩的な常識から身につけることをお勧めしますよ(その程度のことも理解できないお子様のようですから)。

>ところで、かのマッカーサーが、日本の戦争は防衛戦争であったと述べたということですが・・・

これは大嘘。詳しく検証した下記サイトをまずは参照することをお勧めします。

http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-43.html
・マッカーサーは大東亜戦争を自衛戦争とは言ってない
>更迭後の1951年5月3日、朝鮮戦争における中国海上封鎖戦略について上院軍事外交共同委員会で

They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan. Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.
(日本は、資源の供給を絶たれることにより、1,000万から1,200万の失業者が発生することを危惧した。日本が戦争に飛び込んでいった動機は、大部分がその脅威から逃れる必要に迫られてのことだった)

と答弁した。これによりマッカーサーの認識した日本の戦争目的が様々に解されている。
日本の自衛戦争であった。(なぜこのような経済的動機が「自衛戦争」の根拠として正当性があるかの説明は確認されていない。“security”を「安全保障」と訳したり、前半部分を関連づけないでこのような意見を持つ者もいる。)
・日本の自国経済の利益(失業者対策)の為に引き起こされた。(以下略)

■傍観者Aさんへ

bonさんのコメントへのレスのようですが、ちょっと聞き捨てならないので「当blog管理人」としてコメントさせていただきます。

bonさんは、何度も拙blogにコメントを寄せてくださっていますが、私が判断するには「聞く耳を持っていらっしゃる方」です。自分なりに、いろいろ考えていらっしゃる最中ですが、ただ、ちょっと情報(知識)の整理に難儀されているのかなぁという印象があります。

それに対し、
「あなたの思考回路は、遵法精神が欠如した犯罪者あるいは犯罪者予備軍そのもの」とか、「その程度のことも理解できないお子様」というのは、指摘、批判を超えた「誹謗・中傷」にあたると私は判断しています。

もっと勉強したいと思っているbonさん(コメント内容から明らかだと思います)が、そのような言われ方をしたらしたら、どう感じるか、お考えになってみてください。反発こそすれ、傍観者Aさんの指摘に素直に従う気になれると思われますか?

傍観者Aさんが拙ブログにコメントいただいたのは、昨日が最初ということもあり、、またbonさんからの反応もまだありませんので、一応そのままにしておきますが、今後、「誹謗・中傷」的なコメントをされるようでしたら、それなりの処置(削除等)させていただきますので・・・。



管理人さんに擁護いただいてどうもありがとうございます。

さて、傍観者Aさんへの反論というか私なりの感ずるところを書きますと、
ハーグ陸戦条約についてですが、遵守することに異論はありませんが、どの程度遵守するかということだと思います。まず、各国がどの程度遵守しているでしょうか?原爆投下や東京大空襲などは違反ではないのでしょうか?あまりにも金科玉条のように言われると、そうかなぁ?と思うわけです。
また、「非難される」ということですが、非難を恐れて戦争はできません。イラク戦争でも米国は非難されています。非難されることをわざわざ行う必要はありませんが、「非難恐怖症」になるのもいかがなものでしょう?また非難されるべきすべては、東京裁判をはじめその他の裁判などで決着済みなのではないでしょうか。

順法精神で戦争をしろ、ということですが、もちろん戦争にもそれなりのルールがありましょう。しかし、勝利のためには手段を選ばないのが現実です。何よりも国土と国民を守るのが第一義なのですから。

防衛戦争とは言えないかもしれませんが、当時の人々の判断として、できるだけのことはしたのだと思います。今の人間からは、間違った判断だったと言えましょうが、当時の人間を非難できるものではないと思っています。
ただ、どういう間違いがあったかという検証は意義のあることだと思いますし、必要なことであると思っています。
そういう意味で貴ブログも意義のあるものだと思っています。

返信が遅くなり申し訳ございません

■bonさんへ

>管理人さんに擁護いただいてどうもありがとうございます。

こちらこそ、bonさんに対して失礼な書き方をしてしまったことをお詫びいたします。


>何よりも国土と国民を守るのが第一義なのですから。

日本の過去の戦争について言えば、私も以前は日本を守るためだったと考えていた時期もありましたが、その考えは、今は大きく揺らいでいます・・・。

とにかく、いろいろな見方、意見にバランスよく目を通すことが大切だなぁ~とつくづく感じています。

はじめまして。

>勝利のためには手段を選ばないのが現実です。何よりも国土と国民を守るのが第一義なのですから。

侵略戦争での虐殺や略奪を正当化出来る理屈ではないですね。

自分や自分の身内が殺される側になって、殺す側がそういうことをほざいていても、容認できるんですかね?

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