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特攻についてのエントリーを書きながら思ったこと   

特攻についてのエントリーを書きながら思ったことを、少し書いてみたいと思います。

昨日いただいたコメントへの返信を書きながら思ったのですが、戦後60年あまりの現在を生きている私達は、特攻などで散華した方達との血のつながりを実感できるギリギリの世代なんですね。特攻兵になりながらも出撃を前に終戦を迎えるなどして生き残った方のお話を直接聞ける時間も限られています。
いずれ、それもできなくなる時がやってきます。戦後100年を超えたら戦時中に産まれた方も、ほとんどいなくなる・・・。


たとえば、一連のエントリーに共感していただき、特攻隊への感謝の気持ちを新たにした方であっても、同様に日清・日露戦争で亡くなった方への感謝の気持ちを感じられるでしょうか。もっと極端な話をすれば、大東亜戦争に次ぐ国難であった「元寇」で国を守るために戦った人達へ感謝することはあっても、涙を流すほどに心を揺さぶられる方がどれほどいるでしょう・・・大東亜戦争もいずれは歴史の1ページに過ぎなくなってしまうのでしょうね。

戦中・戦後すぐに生まれた世代というのは、直接、あるいは親から聞かされることによって、戦争の悲惨さが生々しく実感できるために、戦争への生理的嫌悪が史実に優ってしまい、感謝の気持ちを持つところまでたどり着きにくいと思います。

しかしその次の世代になれば戦争のことも冷静に見つめることができるし、例え歪んだ先入観を押しつけられていたとしても、そこから抜け出しやすい・・・。昨今、「日本が右傾化している」などと言う人もいますが、昭和の戦争のことを冷静に見つめ、自分の頭で考えようとしている世代が育ってきただけで、過去の日本の戦争を否定しない者はみな右翼と考える人達から見たら右傾化しているように思えるだけかなとも思います。(本当に右傾化している人もいますが)

ただ、それもさらに次の世代になれば、上述したように薄らいでいく可能性が高い・・・。やはり、大東亜戦争で国を守ろうと命を惜しまず戦った人達に心の底から感謝の気持ちを持てるのは、戦中派の孫に当たる40代より若い人達だけなのではないでしょうか。大東亜戦争終結後100年たった2045年頃の若者は、特攻の話を聞いてどれほど感謝の気持ちを持てるのでしょうね・・・。そう思うと、今を生きている我々が昭和初期の時代について知らなければならないことがまだまだ沢山ある、私ももっと勉強しなければと思います。

話はそれますが、もう一つ書いておきたいことがあります。

一連のエントリーで、命を賭して戦った人達の存在が、アメリカの本土決戦計画の見直しをさせ、本土決戦を避けられたことによって多くの人が救われ今の日本がある、と書きました。
しかし、中には「本土決戦は避けられたが、本土さえ戦場にならなければそれで良かったのか?」と感じた方がいらっしゃるかも知れません。
そう、沖縄を始め、実際に戦場となってしまった地域の人達の心情を忖度することも忘れてはならないと思うのです。当Blog右側の「おすすめの本」にも載せている母の遺したもの―沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言などを読むと、その悲惨さに胸が詰まりますが、英霊ばかりを持ち上げるのもバランスが悪いと感じますので、短いですがこのことは一言でも触れておきたかったのです。

それにしても「日米戦争と戦後日本」を読むと、いかに日本は様々な人の努力と様々な偶然によってギリギリの線で救われたのだなと思い知らされます。たとえば、もしルーズベルトが1945年4月12日に急死していなければ、その後の日本の歴史はどうなっていたのか? それを想像するだけでも恐ろしいものがあります。まぁ歴史にIFはない、と言いますけどね(^^ゞ

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■参考書籍

日米戦争と戦後日本
4061597078
五百旗頭 真


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母の遺したもの―沖縄・座間味島「集団自決」の新しい証言
4874982492
宮城 晴美


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コメント

早速、私のブログにコメント頂きありがとうございました。
本来ならば、「考察さん」の記事をリンクする前に、了解をもらうのべきだったんですが、ついつい「これはみんなに紹介しなければ」と先走ってしまいました。
事後報告になってしましたが、今後ともよろしくお願いします。

私は、故・爺さんの影響でしょうが、この時代が気になってしょうがない。
たまにブログを書いていると、ついつい熱くなってしまうこともあります。

貴殿のブログの記事はとても読みやすく、着眼点が鋭いな~と感心しております。

>くわっぱ上等兵さん

いえいえ、もう、リンクフリーですので(って、どこにも書いてませんが(笑))事前の了解は不要ですよ~。TB送って頂いても結構ですし。

私も10代の頃は戦争など想像も付かないはるか遠い昔のことという感覚があったのですが、年を重ねるにつれ(笑)、20年、30年という時間感覚が実感としてわかるようになりました。そうなってくると、60年前という時間も想像がつくようになり、そんなに大昔の事じゃなかったんだ・・・と思うようになりました。

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