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今年もよろしくお願いします   

みなさま、新年明けましたけど、おめでたかったですか?



と、新年のご挨拶をつい過去形で書きたくなるほど(笑)遅くなってしまいましたが、本年初のエントリーですのでご挨拶申し上げます<(_ _)>

仕事で多忙だったためしばらく更新をお休みしておりましたが、その間は自分のBlogへのアクセスさえもしておりませんでしたので、コメント頂いた方には返信が遅れて申し訳ございませんでした。


仕事の方は、かなりハードでしたがおかげさまでなんとか無事に峠を越えました。このようなハードな仕事の後は、たいてい気が抜けて風邪を引くのが私のデフォルトなのですが(笑)、いまのところ昼夜滅茶苦茶な仕事のおかげで日本にいながら時差ボケに悩まされている以外は、とりあえず健康を維持しておりますので、まったりペースになるとは思いますがBlogの更新を再開したいと思っております。


あと、ログなどをみてわかったのですが、まったく更新のなかった期間にも拙Blogにご訪問頂いただいた上に、毎日のようにランキングバナーをクリックして頂いた方がいらっしゃったことに気づきました。このような形で応援して頂いている方の存在に、いたく感激しております。自信はありませんが(^^ゞ、そのご期待にできるだけ添えるようになんとかBlogを続けていきたいと思います。


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最近は人様のBlogやネットのニュース記事をじっくり読む時間もなかったのですが、やっと時間に余裕も出てきて今日ざっと斜め読みをしてみました。その中で印象に残ったものを2つほど紹介させていただこうと思います。


一つ目は、サンフランシスコ講和条約の11条で「accepts the judgments」が「東京裁判を受け入れた」のではなく「諸判決を受け入れた」という主張をわかりやすく説明している文です。下記に引用しておきます。



【正論】渡部昇一 先祖の恥をそそぐ意志持て (前略)  それどころか「日本はサンフランシスコ条約で東京裁判を受諾して国際社会に復帰したのだから、その第11条を守る義務がある」という詭弁(きべん)を弄 (ろう)する大新聞や学者や政治家がうようよいるのはどうしたことか。
例の第11条には「東京裁判の諸判決を受諾し実行する」とあるが、日本はその諸判決 は忠実に実行して片づけている。しかし日本は「裁判」などに納得したとは言っていないのだ。
「判決」には敗戦国だから従わざるをえなかっただけである。 「裁判」と「判決」を混同するのは敗戦利得者たちの悪質な詐術である。有り難いことに最近戸塚ヨットスクールの戸塚宏氏は「裁判」とその「判決」の違いを 誰にもわかるように示してくれた。  


戸塚氏はスクールの生徒を死なせたということで傷害致死罪という告発を受け、それにもとづく裁判の判決を受けて服役した。刑務所に入る時、戸塚氏は「懲役判決を受けたので国民の義務を果たして参ります」と言った。刑務所の中で彼は規則をよく守る模範囚だった。当然、刑期を短縮して仮釈放されるはずであった。
しかし戸塚氏は仮釈放されることをことわった。というのは仮釈放されるためには罪を認めて「悪うございまし た」と言わなければならない。戸塚氏は業務上の過失致死でならいくらでも謝ることができたが、傷害致死や監禁致死という裁判を認めることはできなかったの だ。東条英機被告たちも東京裁判を否定し、あれは自衛戦であったと言いながら(後のマッカーサーの意見と同じ)、判決には服したのである。
(わたなべ しょういち=上智大学名誉教授)



別に私は渡部昇一氏のファンではないのですが、拙blogで紹介することが多いですね(苦笑)。説明がわかりやすいから、というのがその大きな理由なのですが、今回取り上げたのも、「裁判」を受け入れることと「判決」を受け入れる事の大きな違いを実にうまく説明している文章だと思ったので、紹介してみました。(もちろん、「わかりやすい」イコール「正しい」ではないことは留意しておく必要がありますが)

小林よしのり氏がSAPIO誌上で、「東京裁判を受諾したのではなく、judgements(諸判決)を受け入れたのだ!」と例えを交えて主張していますが、私には渡部氏のこの文章の方がすんなりと理解しやすかったし、人にも説明しやすいなと思いました。


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もう一つご紹介させていただくのは、「ピーノの独り言」さんのところで知った、下記の動画です。 1941年の日本を紹介したアメリカの動画『Children of Japan, Pre-WWII (1941)』です。
動画の内容も興味深いですが、「ピーノの独り言」さんが紹介しているこの動画へのコメントも興味深いです。
たとえば、


ここでは、剣道の練習が魅力的な日本の文化の一つとして紹介されているのに対して、他の動画では軍国主義思想に染まった日本の子供達の証拠として紹介されていたのです

など、写真も動画も写っている内容は変えなくとも、情報の送り手の説明一つでいくらでも印象操作ができるという良い例かと思います。


戦前のアメリカの反日感情と日本の反米感情の狭間であっても、日本の文化を紹介する映像がアメリカ制作されていたというのも興味深いですね。

以前に少し紹介した五百旗頭 真氏の日米戦争と戦後日本という本では、大戦中にアメリカで行われた戦後の日本の取り扱いについての世論調査で「国家壊滅・民族奴隷化論(日本は存在する限り悪をなすから、国家を壊滅して民族を奴隷化すべき)」を支持するアメリカ国民が3~4割もいたと書かれていました。そんな状況で、この動画を見た当時のアメリカ人はどう感じたのか、非常に興味がわくところでもあります。


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本日はまとまりのないエントリーになってしまいましたが(苦笑)、最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。おしまいに、同じくピーノの独り言さんが引用していた ドストエフスキーの名言をこちらにも載せてエントリーを締めくくりたいと思います。


本当の真実というものはいつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間はつねにそうしてきたものだ。  ドストエフスキー

まさしく名言だと思います。人間誰しも自分に都合の良い話、自分の思想に近い情報は、検証もしないまま無批判に受け入れ信じてしまいやすいもの。そこには嘘も紛れている可能性があることを常に頭の片隅に置いておきたいものですね。私自身への自戒を込めて・・・。 というわけで、本年もよろしくお願いいたします。


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日米戦争と戦後日 五百旗頭 真 



 


 

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