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国旗・国歌問題について-2   

先日のエントリーを書いてからもなお、国旗・国歌についていろいろ考えるところがあったので、引き続きこの問題についてエントリーしておきます。(歴史本の紹介を期待している方がいたらごめんなさい。準備はしていますので(汗))


先に私自身について書いておきますが、日本という国が好きですし、日の丸も君が代も好きです。もっと多くの日本人が自分の国のことを好きになって、国と対決することばかりを考えるのではなく日本はどうあるべきかを前向きに考えるようになれば、いろいろな問題を抱えていても日本はもっと良くなる、そう考えています。

しかし、その一方で日本の国旗が嫌いな日本人をすべて否定する気にはなれません。端的に言えば、「あの戦争さえなければ私の息子は死なないで済んだんだ。日の丸なんて見たくもない」と言うお年寄りに向かって「それでも日本人か!」「反日的だ」等とは間違っても言えないからです。

もちろん、あの時代のこと、「男子に生まれた以上、畳の上で死ねると思うな」と教育する母親もいたそうですし、先週のエントリーで少し触れた松尾敬宇中佐の母君は戦後シドニー湾を訪れて「母は心から褒めてあげますよ。よくやってくれました。」と涙ながらにつぶやいたと言います。また俳優の三國連太郎さんは、戦時中に徴兵を忌避して家出、家族が心配しているだろうと思い手紙を出したら、その手紙を受け取った彼の母親はなんと憲兵に息子の居場所を連絡、連太郎さんは特高警察に捕まったという話もあります。(三國連太郎さんの自伝「生きざま 死にざま」より)

そう言う親達がいる一方で、息子を戦争に送り出した親が全てそうだった訳ではありませんし、家族を戦争に送り出していない家庭でも、空襲や原爆で家族を亡くしたり、特に沖縄の逃げ場のない島で四方を米軍に囲まれやむにやまれず家族を殺してから自決しようとして失敗、その苦悩を抱えたまま戦後を生きた人達などに、「日の丸を否定するとは何事だ!」とか「反日的だ!」などとは私は言えません。
それだけあの戦争の悲惨さは日本以外の国を含め、多くの人々の中でまだ生々しく残っているのは否定しようのない事実だと思います。

ところで、国旗国歌問題や皇室、安全保障等の問題だと特にそうですが、自分と違う意見を偏向と決め付けがちなのは右も左もおんなじかなと思います。誰しも自分が正しいと思っているし、ある事柄についての思い入れが強いほどそうなる傾向は、人間としてやむを得ないと思います。しかし、それぞれの前提知識や考え方の背景もみな違うのですからいろいろな意見があって当然だし、対抗する意見を尊重し咀嚼してから議論したほうが良いと思います。

私が一番避けたいと思うことはやはり「全体主義」ですね。何か行きすぎがあってもブレーキが効かなくなる状態こそ一番避けるべきであり、それが現代人が過去から学ぶべきことだと私は考えています。だから、いろんな考え方があることはむしろ健全な証拠と言っても良いのかもしれません。

(ちょっと話がずれてきました。)

ただしいろんな意見を認める一方で、 教師という立場を利用して生徒達に持論を押しつけるやり方はやはり看過できません。「思想信条の自由」という権利を持ち出して論点をずらているからあの訴訟には違和感を感じるんですよね。本来問われるべきは特定の団体が教師という立場で思想信条の自由を盾に自らのイデオロギーに引き込もうとしていることと、教育現場の「秩序」を乱していることでしょう。まるで文化大革命時の紅衛兵のごとく、校長をつるし上げ自殺にまで追い込む教師をまともな教師として認めるわけにはいきません。

「秩序」という意味では、前のエントリーのコメント欄で書いたのでここではあえて繰り返しません。ただ、卒業式の壇上に上がって日の丸を降ろしたり騒いでいる教師の映像を見ると、私はどうしても昨今の荒れた成人式を連想してしまうのですよ。秩序もへったくれもないあの新成人達は、あのような教師を見習っているのかな~って気がするのは私だけでしょうかσ(^^;)

私だって、自社株が低迷している時に同業他社の株で「儲かった♪」などと喜んでいる我が社の大馬鹿役員の朝礼の訓示も一応起立し我慢して聞いているフリをしているのです(笑) その役員に抗議するなら別のしかるべき場で行うのが筋で、朝礼の場で一人突然抗議の声を張り上げたりして場を乱すのは、社会人としての自らの信用を損なうだけでなんの解決にもならんでしょう。まぁ、テレビドラマだったら絵になるかもしれませんが(苦笑)

軟弱者と思われるかもしれませんが、これでも会社では言いたいことを言っている方なんですよ。もっと若いときは自ら「俺は不良社員だ」って言ってましたから(^^;

あと、彼らは日本の国旗や国歌を否定することが平和教育のように言っていますが、戦争や戦前が悪かったというなら、なぜそうなったのか、そうならないために未来に向かってどうすべきかを考えたりそのための材料を示すべきであって、史実を隠したり糾弾することではないはずです。史実を否定して消し去ったり隠したりするのでは、いずれその反省さえされなくなってしまうと思うんですけどね。つまり子ども達から学習の機会を奪うことになっているのですよ。正義感のふりして子どもの権利を奪うのは止めて教師ならもう少し賢くなって下さいよ。それよりも某団体での昇格やポスト獲得が目的なら教師の資格は捨てて下さい。

なんか文章がうまくまとまりませんが、いろいろな意見は尊重されなければならないが、特に教師という立場で生徒にイデオロギーを押しつけたり社会秩序を軽視する人間を増やすのは止めてくれって事です。

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