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国旗・国歌問題について   

昨日「次回は本からご紹介・・・」と書いておきながら、いきなり公約破りのエントリーです(笑)

「国歌斉唱の義務ない」教職員の訴え認める 東京地裁判決

このニュースが話題になっていますので、自分の考えを整理する良い機会かと思い、エントリーしておこうと思います。

判決そのものについてのツッコミを書くと内容が冗長になりそうなので避けますが、言いたいのは、この教師達が思想信条を押しつけるなと言いながら子ども達に自分の思想信条を押しつけているという矛盾と、「自分の気に入らなければルールを破る」という態度をこともあろうに教師が子供達の前で行っていることへの不満です。

確かに思想信条は自由で押しつけられる物ではありませんが、だからといって公の場でそれを振り回して好き勝手に何をしても良いと言うことにはならないでしょう。
日本の国旗に対して悪感情を持つ人は国内海外を問わず存在していることは残念ながら事実です。そのこと自体については誰も思想を強制することはできないと思いますが、個人の思想や価値観に反していたとしても所属する組織の方針に従わなければならない場面が多々あるのは、社会生活を営む人間としては常識ですよね。それとも国家は悪であり、自分たち教師は平和主義の「正しい人間」だから何をしてもかまわないと言うことでしょうかね?

もっとも、組織の不正を内部告発するケースなどは別ですけどね。余談ですが、会社の不正を内部告発した社員を暴力団を使ってまで脅迫し迫害し続けた、某国民新党代表ととても関係の深い会社もあるようで。

そもそも子供の教育や躾けというのは、社会生活を送る為には「私欲を抑えて我慢することも大切」ということを教えるという面があると思います。しかし、教師が子供達の前で「自分の気に入らないルールを破るのは自由だ」という態度を示すのはやはり異常だと思います。このような教師がわがままな人間を増やし、そしてそれが人の親となってわがままな人間が拡大再生産されていった結果が、今の低モラル社会につながっていると思うのは私の考えすぎでしょうか?

私事ですが、私が通っていた中学は校則がとても厳しくて髪型なども生徒手帳の中に細かく規定が書いてありました。当然生徒の反発も強く生徒会でも校則緩和がよく議題になったのですが、校則違反の髪型で「髪型は個人の自由で学校が決めるのはおかしい」と主張する生徒と、「確かに校則は厳しすぎるが、まずはルールを守ってから正々堂々と先生に校則緩和を誓願しよう」と主張する生徒のどちらが筋が通っているかは言うまでもありませんね。

<海外で恥をかくことになる>
上記リンク先の記事の中にある小泉さんの「人間として国旗国歌に敬意を表するというのは法律以前の問題だ」というコメントは当たり前過ぎで、あえてこの様なコメントをしなければならない日本の国内事情というのは、国旗国歌に対する国際的通念の欠如の現れだと思います。現代はどの国でも他国の国旗や国歌に敬意を表するのは常識でしょう。それが例え過去に苦い経験をさせられた国であってもです。
かつてケニアに派遣された海外青年協力隊員が国旗降納の合図があっても直立不動の姿勢を取らなかった為にいきなり銃を突きつけられたというエピソードがありますが、国旗掲揚時等のマナーを教えられなかったが故に起こったことでしょう。

これも余談ですが、私が今年の3月にタイに渡航してタイ空軍基地でお世話になっていた時、午前9時の国旗掲揚時は例え国旗が目視できない場所にいても、国旗の方角を向いて直立不動の姿勢をとることを求められました。全部で25カ国ほどから人が集まったイベントだったのですが、どの国の人もみなキチンとそうしていましたよ・・いや、ロシア人はちょっとずぼらだったかも?(笑)

また、自国の国旗国歌を蔑む人が他国の人の「国旗国歌を大切に思う気持ち」や逆に「粗末に扱われた時の怒り」を理解できるはずがありませんよね。日本の教師が日の丸君が代を嫌うのは自由ですが、せめて世界共通のマナーを子供達に教えてから、個人の意見として述べる程度にして欲しいものです。そうしないと、将来恥をかくのは教え子達なのですから。

また、反対するのならせめて代案を示すなどの態度を表さない限り、ただのわがままな反日活動にしか見えませんね。なぜそうしないのでしょう?
日本以外、例えばオーストラリアでも今の国旗を問題視する勢力があり(オーストラリア国旗を思い浮かべてみれば、そのような議論が出るのも、まぁうなずけます)、教育現場での強制(?)や、あの国旗が独立国家としてふさわしいかどうかという議論が行われているそうです。ただ、今の国旗に反対するグループでは、どのようなデザインが新国旗にふさわしいかという議論も実際に行われているそうで、きちんと国のことを考えているんですね。
日本ではそう言う議論はお目にかかったことがありません。まぁ、こちらの方のように一人で新しい日本の旗をいろいろ考えている人もいらっしゃいますけどね ((((~o~)

参考リンク:
燃やさない人々。「国旗」の事色々。


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コメント

まさに正論

まさに正論です。
文句なくおっしゃるとおりです。
ただし、裁判に対する批判を、冗長になると避けておられますが、この問題は教育の問題と同時に裁判の問題でもあると思います。
裁判官の側にそれに与する風潮が跋扈していることも大きな問題だと思います。
司法の場が偏向してはならないと思いますがどうでしょうか?

やりそうなこと

以下のようなことを言っている人もいるようですが。

『ちょっと小耳にはさんだのですが、
日の丸君が代反対の原告団は東京地裁の裁判長が3人のローテーションなのを見越して、3通の訴状を別々に出し、今回担当した有名なサヨク裁判長以外が担当する事になった2件は告訴取り下げたといわれていますが、
これは本当でしょうか』

調べることができればいいのですが。

>Minesanさん
初めまして。コメントありがとうございます。
>司法の場が偏向してはならないと思いますがどうでしょうか?
もちろん、偏向は極力避けるべきと考えます。
ただ現実問題として、人が中立的であることは大変に難しい問題でしょうから、そう言う意味も含めて三審制があるのだと思います。(私は法律や司法についての知識はあまり持ち合わせいていませんが・・・)
仮にこれが最高裁の判決だったとしたら、次回の選挙の時、国民審査で「罷免したい裁判官」の欄に私はしっかりと×印をつけますけどね(^^;
余談ですが、最高裁裁判長の国民審査は今まであまり機能していなかったように思いますが、ネットの普及でこれから罷免される裁判官が出てくるかもしれませんね。

>小楠さん
そうなんですか?私も初耳ですが、あり得そうな話にも思えてきます。まず、そのようなことが可能かどうかという点と、原告団の過去の言動などから追いかけていくという方法で裏取りするか、でしょうか?
もっとも、被告から控訴・上告された場合の裁判長までは選べませんよね???

http://blog.livedoor.jp/tarotohachinosu/

国家を歌わない。歌わない権利があるということを子どもたちにも教えてあげる。あたりまえのことです!

>イメージさん
はじめまして、コメントありがとうございます。

おっしゃることはわかります。何も日本の国旗や国歌を日本人が全員好きになる必要はありませんし、強制されるべきでもないと私も思います。思想信条の自由が保証されていること子供達に教えることには私も全く異論はありません。

でも、昨今の卒業式の混乱の様子を見聞きする度に、一生に一度しかない記念の式なのにかわいそうだなぁとも思うのです。要は一部の教師達が式の「秩序」を乱している訳ですよね。せっかくの式を厳粛に送りたいと願う生徒や他の教師の権利も無視してはいけないと思います。

社会を維持するために「秩序」が必要だということについてはどう思われますか?好き嫌いは自由ですが、時と場合によっては我慢して従わなければならないのが大人の分別ってものだと思うのですよ。生徒達にとって親と同じくらい身近な存在である教師という「大人」には、これから大人になる子供達に大人としての模範になって欲しいと思いませんか?

「秩序」が無視されわがままばかりがまかり通る社会って想像するだけで怖いですよね。イメージさんの目指す理想の「福祉社会」はそれこそ消し飛んでしまうと思いますよ。

・ルールで決められているのに飲酒運転による悲惨な事故がなくならないから厳罰化せざるを得ない。
・人の迷惑顧みずマナーを守らない喫煙者が多いから、禁煙の場所がどんどん増えていく。

国旗国歌法もこれらと同じ様に、職務命令に従わず子供達の晴れの舞台の秩序を乱す教師がいる、校長を自殺に追い込み、そのお葬式にさえ出席しないという教師が存在する以上、法規制が登場するのもやむなしと私は感じています。(本来なら国旗国歌法は無くても良いのではないか・・・という気もしてます)

今回の判決を称えてる方のBlogを拝見すると、思想信条の自由を訴えている方が多くその点にはあまり異論はないのですが、国旗国歌法成立の背景にまで言及されている方は私は寡聞にして存じません。

国旗国歌を嫌うのは自由です。「国歌斉唱」と言われても嫌いなら歌わなければいいだけですよね。目の前に国旗があっても無視するだけではダメですか?

ぜひ、またいらして御意見お聞かせ下さい。


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