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TOP > ARCHIVE - 2006年06月

金英男氏の会見は韓国向けのプロパガンダか?   

あまりにも予想通りの会見で、金英男氏の発言に嘘がないと思う日本人は限りなくゼロに近いと思いますが、韓国の人達はどのように受けとめるかが気になります。早稲田大学の重村教授も「あの会見は韓国向けのプロパガンダと考えれらる」とコメントしていましたが、朝鮮日報などを見るともはや韓国人でさえ信じていないようですね。
しかし、会見前のこの記事で「ある専門家は「金さんは海水浴をしていて事故に遭い、近くを通りかかった北朝鮮船舶に救助されたと主張する可能性もある」と予想した」って書いてますが、ひょっとして会見の台本を事前にゲットしてませんか?

日テレの「今日の出来事」でも会見映像を分析していましたが、明らかに用意した台本を読んでいましたね。そしてその台本を用意したのは政府関係者であると確信させる箇所も指摘していました。すなわち、
  1. 感動の再会の時も今日の会見の時もビデオカメラで撮影しているある男がいる。
  2. その男は、会見時に金英男氏ではなく記者席の方を撮影していた。
  3. 金英男氏の手元には、何枚もの白い紙があり台詞らしき物が書かれていた。時々視線を落としてそれを確認しているのがわかる。
  4. 会見が終わると金英男氏は大事そうにその紙を黒い書類ケースのような物に入れた。
  5. 退席するときにその書類ケースをビデオで撮影していた男に手渡した。
  6. これらのことから、この男は記者ではなく政府関係者と思われる。
上記の1~5はしっかりと映像で確認できました。

喋り終えた後の金英男氏の一瞬の笑顔は明らかに壁際の誰かに向けられており、あたかも「リハーサル通りできたよ」という顔に思えました。

よろしければ、クリックお願いします。
   
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読書レビュー「日中戦争見聞記 1939年のアジア」-1    

「日中戦争見聞記 1939年のアジア」を読み終えたので、印象に残った部分を引用しながら感じたことを書いてみたいと思います。ただ、印象的な箇所がとても多く、当時の日本や中国の様子を知るには貴重な本ですので、数回に分けてエントリーすることにします。

まずは、「一億人の百年計画(p.62~67)」の章から

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愛国心について   

国会での教育基本法改正案が可決する前に、佐世保市が市子ども育成条例案の基本理念に「愛国心・郷土愛」を盛り込む修正案を可決したそうです。愛国心については一度書いておきたいと思っていたので、これを機会にエントリーしておきます。

「<愛国心>長崎・佐世保市議会が条例可決へ」

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新カテゴリ「日本についての豆知識」追加しました   

本やネット、テレビなどで得た日本についてのちょっとした豆知識を入れておくカテゴリーを作ってみました。単に、私の知識整理に使用することになりそうですが(笑)、日本をちょっと好きになれそうなお話を書くときに使うことにします。
先週書いた日本人の得意技の話しもここに移しました。

で、今日は日本人の名前についての話です。

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国民の味方のフリをする野党とマスコミ   

野党党首会談で、「福井日銀総裁の辞任で一致」だそうですね。何が何でも辞任に追い込みたがっているようです。辞任させることに成功すれば国民の支持率が上がるとでも思っている野党と、責任追及で正義の味方になったつもりのマスコミには困ったものです。



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映画「バルトの楽園」は創価学会が・・・   

最近マツケンサンバが髭のばして昔の軍服を着て何かのCMに出ていることに気づいてはいたのですが、特に関心は持っていませんでした。
しかし、最近購読し始めたメルマガ「国際派日本人養成講座」の最新号「人物探訪: 松江中佐とドイツ人俘虜たち」で、日本で年末によく演奏される第九は第一次大戦時のドイツ人俘虜達の演奏がきっかけだったという話で、それを映画化したのが「バルトの楽園」だったと言うことを知りました。

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どこでも寝られるのは日本人の特技?   

ブログのカテゴリーに「読書レビュー」を作ってあるのですが、読んでいる途中でも印象的だった部分や気になった部分があったら、引用して感想を書いておこうと思います。色んな本を読んでいると、あとで引用したい印象的な部分があっても、後でどの本のどのあたりに書いてあったか調べるのに大変なことになりそうなので、知識の整理にもなるかなと思いまして。

で、早速なのですが、今読んでいる「日中戦争見聞記 1939年のアジア」からのトリビア(笑)
コリン・ロスというドイツ人が書いた本なのですが、第1章は戦前の日本や中国の様子について書かれています。当時の日本の様子を外国人の視点で記述しているという点で以前のエントリーで書いた『「満州国」見聞記―リットン調査団同行記』同様に非常に興味深い本です。その第1章に次のような文章がありました。


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中国が反日路線変更?   

中国は対日関係改善に動き出したと考えて良いのでしょうか?「魚釣島の日」制定進める運動を中止させたというニュースがありました。中共自身が反日機運を推進していたのにそれとは矛盾するような行動ですね。
「釣魚島の日」投票中止を指示=反日機運封じ込め-中国当局

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北朝鮮はテポドンで人工衛星打ち上げ?   

明日(6/18)にでも発射される可能性が高いとされている北朝鮮のテポドンミサイルですが、人工衛星打ち上げではないか?とする報道が出てきました。

北朝鮮、「人工衛星」打ち上げか 科学者集め軌道計算

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粋なおじいさん、沖ノ鳥島保護に1億円寄付!   

なんとも粋な方がいらっしゃるもので、沖ノ鳥島保護に使ってくれと資財1億円を東京都に寄付したそうです。

沖ノ鳥島保護に寄付1億円…その“ロマン”とは


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日銀総裁、反省点はあるが辞任は必要なし   

マスコミも野党も福井日銀総裁という新たなネタへのバッシングに余念がありませんが、市場関係者の福井総裁への評価はやはり高いままのようですね。

ロイター緊急アンケート:日銀総裁は「辞任すべきでない」が65%


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メディアリテラシー   

このブログのPROFILEにも書いているとおり、一人でも多くの人がメディアリテラシーに気づけばいいなぁと日頃から思っているのですが、「メディアリテラシーって何?、気づくと何かいいことあるの」って方のために少し書いてみようと思います。

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日本は軍事大国?   

世界の軍事費についての下記の記事によると、日本の軍事費は米、英、仏についで世界第4位、お隣の中国は日本に次ぐ第5位だそうです。


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レビュー『「満州国」見聞記」リットン調査団同行記』   

右側コラムに貼ってあった「今、読んでいる本」の『「満州国」見聞記」リットン調査団同行記』を読み終わりましたのでレビューを書いてみようと思います。

「満州国」見聞記―リットン調査団同行記
ハインリッヒ シュネー Heinrich Schnee 金森 誠也
4061595679


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説明会や謝罪をシンドラー社だけにやらせるだけで本当にいいのか?   

先日のエントリーで取り上げた内容は報道でも取り上げるところがぼちぼち出てきているようです。しかし本日のシンドラー社の記者会見と謝罪の報道を見ていると、やはり事故の本質に迫っているように思えないんですね。

エレベーター事故発生現場の保守会社はエス・イー・シーエレベーター株式会社というところだそうですね。


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異国の地で勇敢な人命救助   

日本という異国の地で自らの危険を顧みず勇敢にも人命救助に成功した人のお話を「日本史から見た最新ニュース」さんのところで見つけました。
「もう一つの「NHK」と「在日米軍」の話」というエントリーですです。
マスコミが取り上げないのなら、少しでもネットで広まればと思い、私も取り上げることにしました。

以下、一部引用です。


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シンドラー社エレベーター事故の背景   

昨日のエントリーで書いたように、エレベーター事故に関してシンドラー社だけを感情的につるし上げていたマスコミに不信感を持っていたわけですが、今朝の「めざましどようび」(フジTV)で事故の背景や問題点を調査してレポートしていましたので簡単にまとめておきます。 ※放送を見ながらメモったので一部正確ではないかもしれません。

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海外から日本への叱咤激励   

私が日頃拝見している原田議員のブログに、「EU議会、日本外交に喝!!」という感動するお話がエントリーされていましたので、恐縮ですが一部引用させていただきます。

このところ世界の各地、とりわけアフリカや南米で中国の進出が非常に目立っているが、日本は何をしているのか。日本はいつも中国から追いまくられ、悪者扱いされて隅っこで弁解ばかりしているようだ。日本は人権や民主主義を実現したアジアの模範的(モデル)国家であってそのことに自信を持って積極的に訴えれば必ず世界の国々は支持してくれる。もっと攻撃的(offensive )にならなければならない。
(下線 j.seagull)



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メディアに対する至言   

『1968年3月31日、ジョンソン大統領が全米放送人会議で自らを退陣に追い込んだジャーナリスト達に向かい、こう発言しました。

この国がうまくいくかどうかは真実を広めるメディアにかかっています。
その真実に基づいて民主主義の決定はなされるのです。
アメリカの報道機関は、真実を知らせる自由と誠実さ、
そして責任を決して妥協することなく保たなくてはならないのです。


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シンドラー社叩きの陰で誰かがホッとしてる?   

※右側の「エレベーター故障を経験したことありますか? 」投票もよろしくお願いします。

昨日のエントリーで、マスコミ不信の観点からシンドラー社のエレベーター問題について取り上げてみましたが、海外でも死亡事故が何件も起きていることがどんどん明るみに出る上に、不誠実な対応がますます火に油を注いでいますね。やはり問題企業と言わざるを得ませんが、でも何故それなのに世界2位のシェアをとることが出来たのか?海外でも死亡事故が起きているのならその国のマスコミは、今の日本のように調査しなかったのか?


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経済同友会の靖国参拝舞台裏   

ZAKZAKからですが、こんな記事がありました。

経済同友会、金儲け優先主義…総裁選を念頭に
提言「靖国参拝自粛を」採決舞台裏


元となったのは産経新聞のこの記事

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エレベーター事故の報道について   

日頃何気なく乗っているエレベーターで痛ましい死亡事故が発生、製造メーカーであるシンドラー社がマスコミのやり玉にあげられています。

シンドラー社のエレベーターは海外でも事故を起こしているようですね。
『海外でも事故相次ぐ シンドラー社製エレベーター』
また、義務づけられている定期点検を正しく行っていなかったと言う問題もあるようです。

ただ気になるのが、報道されている故障事例が他社と比較してシンドラー社だけが突出して多いのかどうかです。20階建てのビルで23階が表示されたなどと言うのは私は初耳なのですが、地震の緊急停止でもないのに閉じこめられたというのは他社ではありえないことなのか?

日本ではシェア1%程度だそうですが、1874年創業(スイス)、世界110カ国での販売実績、エレベータでは世界第2位の規模、日本国内においても1954年東和エレベーター工業所として発足以来半世紀以上の歴史がある(シンドラー社公式サイトより)会社です。
日本製より価格が安いそうですが、これだけの会社が安かろう悪かろうの製品をこんなにばらまくものなのか?

私はシンドラー社を弁護しているわけではありませんが、マスコミの感情的な報道が日頃からのマスコミ不信に拍車をかけてしまうのです。

三菱自動車リコール問題の時、三菱の車が火災を起こすとすぐに報道し三菱車があたかもすぐに発火してしまうような印象を国民に与えました。しかし、すでにいろいろなところで語られているとおり、あの火災発生率は三菱以外の車でもほとんど変わらないそうです。しかも車両火災の発生は設計ミスのみが原因ではありません。整備不良や不正・不適切な改造、事故や修理ミスなどいろいろです。そのことを論じないで、三菱車から火がでたらすぐに報道し、火災原因の特定までフォローしないマスコミ。リコール隠しはもちろん糾弾されるべきですが、三菱自動車はマスコミによって必要以上のダメージを受けた可能性があります。もしかしたら今回も同じような構図になっているのではないか?玄関前の記者会見後の記者の大声やワイドショーの判で押したようなインタビューやコメントを見ると、素直に報道を受け入れる気にはなれません。

でも一方で、日本製のエレベーターがスゴイのは確かなんです。世界最速とか、コインを立てても倒れないとか、乗り心地の追求、また地震国ならではの安全対策、どれをとっても世界トップレベルなのは間違いありません。たしかエレベーターの施工技術において神業的な職人の方が国かどこかから表彰されていた記憶もあります。

また、違った側面に目を向けているジャーナリストもいます。
勝谷誠彦氏のブログを読むと、シンドラー社エレベーターの納入先は役所が作った施設に集中しているとか。日本製品より価格が安いそうなので入札には強そうですが、談合好きの連中だから裏があるかもしれないと・・・。
『「シンドラーのリフト」は「死刑台のエレベーター」。』

今後の原因究明が待たれますが、真実はどうなんでしょうね?


というわけで、FC2のレンタル投票システムを右側のコラムに張り付けてみました(^^)
お題は、「エレベーター故障を経験したことありますか? 」
日本国内限定、かつ地震の緊急停止による閉じ込めを除いて投票してみてください。
生命の危険の有無に関わらず、エレベーターが通常とはちがう明らかにおかしな動きをしたのを見聞きした、いやそんな話はこのニュースが初耳だ、などコメントも入れていただけると嬉しいです。
ぜひ、よろしくお願いします。



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blogの調子が・・・   

どうもサーバーの調子が悪いのか、昨日も一昨日もこのブログにアクセスできない時間帯がありました。

昨日は円借款再開に怒りを込めた記事を書いたのですが、保存する段階でアクセスできなくなってしまい、せっかく書いた文章が吹っ飛んでしまいました。

でも、こんな始めたばかりの中身のない当ブログにも、ランキングバナーをクリックしていただけるとても親切な方もいらっしゃるようですので(ありがとうございます)、くじけず、でもマイペースで書き続けようと思います。

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<追記です (2006-6-8 12:20)>

中国円借款再開への記事が吹っ飛んでしまったと書きましたが、内容は反論が中川農相だけというあまりにも情けない状態への怒りでした。

しかしもう一人、御自身のブログ上で異議を唱えた議員を見つけました。自民党衆議院議員 原田義昭氏です。
「中国への援助再開、私は反対」

原田議員は、中国に乗り込み正々堂々と正論を展開して激論を戦わせてきたサムライです。
詳しくはご本人のブログの記事をご参照下さい。
「何故、私は闘うのか」
「中国との激論、小泉総理に報告」

この会談の詳細は原田議員のHPにもアップされています(PDFです)。

原田議員には大いなる期待をせずにはいられません。

意図的な記事?   

私が最近読んだ本に、『世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰』という本があります。
その一番最初に出てくるのが次のような言葉でした。

近代日本の発展ほど世界を驚かせたものはない。
一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が世界に一ヶ所ぐらいなくてはならないと考えていた。
世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時が来る。
その時人類は、まことの平和を求めて、世界的な盟主をあがなければならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜きこえた最も古くてまた尊い家柄でなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それにはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
われわれは神に感謝する。
われわれに日本という尊い国をつくっておいてくれたことを。


ところが、今日gooのニューストピックにこんな見出しがでているのを見つけました。
『ネットで流行「アインシュタインの予言」、人違い?』

要はこれはアインシュタインはそんなことを言っていない、ってことらしいです。
なーんだ、そうなんだ、残念・・・。




と、ここで納得してしまうのは過去の私。
今の私は違います(笑)

まず、どこの記事か確認します。
『朝日新聞』 (ほほぉ~。(笑))
(元記事はこちら

そして、誰がそういっているのかを確認します。
『東京大学の中澤英雄教授(ドイツ文学)』

で、「中澤英雄」教授がどのような人物かgoogleで検索してみると・・・
なんと三つ目に「Let's Blow! 毒吐き@てっく」さんのサイトがあります。てっくさん、なにやら反論材料をお持ちのようです。
「アインシュタインの予言」
「アインシュタインの予言だけじゃないよ、わが国を称えてるのは」

一方の中澤教授の詳しい主張はこちら(↓)にありました。
「アルベルト・アインシュタインと日本」2005年02月28日(月)中澤英雄(東京大学教授・ドイツ文学)

てっくさんのところに書かれていますが、中澤教授にはある特定のイデオロギーがあるようですね。

アインシュタインが前述の通りの発言(予言?)を言ったかどうかの真偽は、ひとまず置いておきます。それよりも、朝日新聞がなぜ1年以上前の中澤教授の主張を今頃持ち出してきたのか?そちらの方が、気になりますね(^^)

だいたい見出しに「ネットで流行」と書くことに自体、インターネットに対する印象操作じゃないの?と思ってしまうのは、気のせいでしょうか?


※朝日新聞の記事には、東海大教授の板垣良一氏の話として「この言葉は、アインシュタインのものではないと断言できる。」とも書かれています。でも、この板垣教授が何か特定の思想をお持ちなのかどうかは調べてもちょっとわかりませんでした。



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似て非なる民族   

今日も色々人様のblogで勉強させていただきましたが、中でもスキッ!としたのはこちら中華的生活「多少銭?」さまのこの記事でした。

私も含め、中国の日本に対する態度に疑問を持った人は、最初きっとこう思ったのでは?

「日本は謝罪も反省も賠償(ODAという形ではあるが)もしているのに、なぜそれを認めようとしない? これ以上どうしろというのか?」

その答えがこの記事にあると思います。中国人を見事に論破しているのでフラストレーション解消にもなります(笑)

前にも書きましたが、日本人と中国人の価値観の違い、これを認識していないと誤解してしまう。まず日本人はココをクリアしないと過去の歴史や先人の苦労からないも学んでいないことになってしまうと思います。だから、お人好しの日本人は相手が怒っているのだからやはり自分が悪いんだと思ってしまう。自虐的なマスコミと教育がこれに拍車をかけ、誤解したままの一部の世論が出来てしまうのではないでしょうか?

「中国人と日本人の「「謝罪」と「反省」の認識の違い」・・・。政治家にはしっかりと認識して欲しいと思います。

そういえば、この前のトリビアの泉で『「」と言う漢字は日本製』というのをやっていました。中国では「」の文字に「はたらく」という意味があるので、「」と言う文字は使わないのだそうです。

同じ漢字を使っていても、意味が異なっている・・・だから中国人が「謝罪」、「反省」と言っても日本人がそのまま自分たちの価値観で解釈すると、それはすでに誤訳と言って良いのかもしれません。

常々思っているのですが中国要人の言う「日中友好」は意訳すると「朝貢関係」ではないか、そんな気はしませんか?私は「朝貢関係」は絶対にお断りです。

それにしても、中華的生活「多少銭?」のらんさんの文章はいつも秀逸です。勉強になるだけでなく読んでいて楽しいオチもあります。らんさんのblogは「世にも不思議な中国人」という本にもなっていて、私も買いました。中国を理解しようとするなら、前に記事にしたこの本よりもらんさんの本の方がおすすめです。中国人を批判することもありますが、決して嫌っているわけでありません。日本人が中国とうまくやっていくためのヒントはらんさんのblogと本から得られると思います。


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九人の乙女の碑   

画像アップのテストと練習を兼ねての記事です。
昨年の夏休みに旅行で稚内を訪れたときに撮影した「九人の乙女の碑」です。
九人の乙女の碑
(クリックすると大きくなります)

すぐ近くにキャンプ場があり、過去にも何度か訪れて知っている碑だったのですが、去年はいつもと違う想いがありました。と、言うのもこのフラッシュを見つけて碑のいきさつを知ったからです。

<乙女の碑 北のひめゆり>

わかりにくいですが、海上遠くにかすかに樺太が写っています。
あの地で、激しく攻めてくるソ連軍から逃げもせず内地に状況を報告し続けた若き女性達・・・。
何度も訪れた場所だったのに、この時は涙が出てしまいました。
自分が今立っている場所も、もしかしたらソ連になっていたかもしれない・・・
そう思うととてもやるせなかったです。



おまけ
エゾシカ
道すがら出会ったエゾシカのペア。

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次期総理について   

「子供達の未来」さんのところで、「9月の自民党総裁選は誰を応援しますか?」という投票をやっていましたので、投票してみました(^^)

現時点での投票結果は、麻生氏(53.1%)が安倍氏(46.1%)を上回っていますね。マスコミの報道では人気急上昇中の福田氏は0.4%、谷垣氏も0.4%でした。

マスコミでは総裁選の話題は安倍氏vs福田氏の構図になってしまっていますが、ネットでは麻生氏の人気も強いのは興味深いです。かくいう私も麻生氏に1票入れました。

安倍氏も期待大なのですが、今の立場ではいろいろ動きづらいこともあるでしょうし、まだ若いので総裁になるのは次の次でもいいと思います。

福田氏は官房長官時代の毅然とした態度が好印象だったのですが、眉中派だったと言うことがわかってからは私の中では評価がた落ちです(^^;
小泉総理が戦後の情けない外交から大きく舵をきった、その流れを絶対に戻してはいけないと思います。日中、日韓関係が悪化したと批判する人は多いですが、私は逆に正常化したと思っています。相手はフェアな外交など念頭にはないのですから。日本人は中国のために税金を払っているわけではないのですから!






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レビュー「日本人は永遠に中国人を理解できない」孔健 著   

日本人は永遠に中国人を理解できない 日本人は永遠に中国人を理解できない
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かの孔子75代直系子孫の孔健氏の著作です。
孔健氏は中国画報社日本総代表、チャイニーズドラゴン新聞編集主幹であり、日中を何度も行き来して日本語も達者です。ときどき日本のテレビにも出演していますね。

1996年刊行で1999年に文庫化、私が手にしたのは2006年3月3日の第20冊ですから、それなりに売れ続けている本なのでしょう。タイトルもちょっと過激で目を引きますし、ビジネスで中国に関わる人や、私のように何であんなに日本を嫌うのか知りたくて手にする人が多いのでしょうね。

中国人の価値観や行動がいかに日本人と違っているかを知るには、悪くないかなとは思います。
何千年もの間、戦乱と貧困の中で生活しているせいか、自分が生きていくのに精一杯、多少の公私混同は当たり前、袖の下を使おうがなにをしようが生きる為ならなんでもあり、という価値観の中国人と日本人の価値観がすれ違う事例が沢山紹介されています。

ただ、読んでいてどうしてもひっかかるのが、中国人の考え方を日本人は「理解できない」「理解しようとしない」という批判が随所に出てくることです。
確かに日本でしか生活したことのない人なら、彼らの価値観や考え方は想定不可能と言っても過言ではないでしょう。でも、それはお互い様なんですよね。

最後の方になってくると、日本人批判がどんどん強くなってくるので、つい「中国人も日本を理解できていないし、理解しようともしないじゃないか!」とツッコミたくなります(笑)

そう、靖国参拝問題で「人民の感情を傷つけた」と言うだけで、日本人がどう考えているか、日本人の死生観が中国とどう違うのかを理解しようとするそぶりさえ見えない中国人的な価値観がこの本には満載と言っていいかもしれません。

孔子の直系子孫といえども、やはり日本を格下に見ている「中華思想」なんだな、と感じました。






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歴史認識   

前回の続きっぽくなりますが、もう一つ私を大きく変えた事件がありました。

「2005年の反日デモ」

なんで、こんなデモを起こすほど日本は中韓から嫌われているのか?
そんなに昔の日本が彼らにしたことはひどかったのか?

それまでの私の近代の歴史認識は次のようなものでした。

・日中戦争は中国への侵略戦争
・南京大虐殺、731部隊の生体実験など日本軍は残虐非道であった。
・朝鮮半島についてはよくわからないが、日本が侵略して日本語や創氏改名を強制したらしい。
・強制連行された従軍慰安婦という惨い人生を強いられた朝鮮人が沢山いた。

この程度です。

だから、数年前に「南京大虐殺はなかった」とどこかで発言して激しい抗議を受けて謝罪や辞任する議員をニュースで見たときは、「そんな妄想を人前で言うなんて、なんて政治家は馬鹿なんだ」と思っていたものです。

ちなみに「悪魔の飽食」はおそらく初版で読みました。高校生だった私はその時の国語教師に勧められたからです。
その教師は「赤旗は良い新聞だから是非読んで欲しい」とも言っていました。全然興味なかったですが・・・。
歴史の勉強も、「事件の名前と発生年」や「人名」を丸暗記するだけのつまらない教科だと思ってました。

話は戻りますが、そんな私が「反日デモ」をきっかけに本やネットで調べ始めると、今まで何となく信じていたことが果たして事実だったのかどうかが分からなくなってきました。それでさらに別の本を買ったり調べたり・・・。
2005年春からの約1年間で購入した近代史や中韓・アジアに関する書籍は約70冊。amazonでもカートに入れまくりでまだ支払い処理に進んでいないものも約70冊、金額にして約10万円・・・そう、ハマると止まらなくなってしまうタチなんです(苦笑)

そうして今までの自分の認識がことごとく崩れていきました。
二十数年間の朝日新聞愛読者であった私にとっては、それこそ本当に目眩がして頭がクラクラするような思いでした。
ちなみに出身高校も「日の丸」「君が代」問題で一時全国的なニュースになったところです(笑)

とにかく、右でも左でもなんかしらのイデオロギーが前提のものは、ニュースも新聞も本もネットも最初から注意して読むような習慣が付き、常に真実はどこにあるのかを意識するようになりました。

最近、ネットを見ているとこういう人が増えてきているなぁという実感があります。自分も超微力ながらこの経験を生かしつつ人様の役に立てれば幸いだと思っております。







メディアリテラシーの目覚め   

ほんの数年前までの私は仕事だらけの人生で、世間の動きには無頓着でした。
読む本も仕事関係の技術書ばかりという感じ。さすがにテロや戦争のニュースに出会うと心を揺すられて、どうすべきなのかを自分なりに考えましたが、知識がない分思考も浅くて自分なりの結論や主張にまでたどり着かない・・・。

選挙に行っても、何となくテレビや新聞から受けた印象で投票する状態でした。
(こういう人はおそらく多いでしょう)
だいたい日中は仕事しているので街頭演説なんか聞く機会もないですし。「こんな状態で投票するのはマズイよなぁ」って思ってあえて棄権していたくらいです。

そんな中で、真実を知りたいという強い欲求が湧いてくるきっかけになった一つのニュースがありました。

「イラク日本人人質事件」

当時、日本の世論は自衛隊派遣についての意見が真っ二つで、自分としてもいろいろ考えましたがいかんせん知識不足で「・・・すべき」という主張を持っていませんでした。そんな時人質になった家族がテレビに出て「自衛隊がイラクに行くから悪いんだ!」「どうして自衛隊を撤退させることができないんだ!」激昂しているのを見て、何かとてつもない違和感を感じたんです。

「なんで人質犯達と同じ主張をするの?」(家族の心配はもちろんわかるのですが・・・)
自衛隊派遣の世論が真っ二つの状態で、この主張の仕方に妙に違和感があったんです。
この事件についてはまた別の機会に整理して書いてみたいと思いますが、この時インターネットで初めて知ったある言葉がありました。

「プロ市民」

なんだそりゃ? テレビにも新聞にもお目にかかったことのない言葉でした。ネットでいろいろ調べていくうちにその実体がだんだん読めてきたわけですが、ネットの力を再認識したきっかけにもなりました。
こうして、私はデジタルデバイドのこちら側にやってくることができたわけです。
(インターネットの黎明期から仕事でネットを使っていたのに(苦笑) )